株式会社アッカ

ソムリエ試験情報

アッカワインスクール講師紹介

アッカワインスクール講師の林憲二を紹介します。

プロフィール

1977年、東京都⽣まれ。⼤学院修⼠課程修了後、シンクタンクに3年間勤務。グローバルダイニング、レインズインターナショナルを経て独⽴。
2009年、⻄荻窪に「vegebar acca」をオープン。以降、高円寺・中野・神楽坂・恵⽐寿と東京都内に店舗を展開する(vegebar accaは中野に移転)。
開業以来、従業員にソムリエ取得指導を行なってきており、その経験を生かし、2022年、アッカワインスクールを開講する。

保有資格
日本ソムリエ協会 ソムリエ
日本ソムリエ協会 ソムリエ・エクセレンス
A.S.I. Sommelier Diploma(国際ソムリエ)
日本ソムリエ協会 Sake Diploma
NPO法人チーズプロフェッショナル協会
チーズプロフェッショナル

コンクール実績
イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール
2018 セミファイナリスト
2019 準優勝
2022 優勝
全日本最優秀ソムリエコンクール
2020 クォーターファイナリスト

 

方向転換、そして開業まで

⼤学院では数学を専攻し、研究者を⽬指していました。しかし、修⼠課程の2年間で研究者として⾷べていくことの難しさを痛感します。
それでは何をしようかと考えたときに、研究者の次に興味を引かれたのが経営者でした。
どんな事業を⼿がけるのか、どのような経営者を⽬指すのか。
詳細な計画はなかったものの、漠然と「いつか⾃分の飲⾷店を持ちたい」という気持ちがありました。
⼤学院卒業後はシンクタンクに就職しましたが、「⾃分の飲⾷店を持ちたい」という思いが⽇に⽇に強くなり、それなら飲⾷業界に⾶び込んでしまおうと決意。
グローバルダイニングでワインやイタリア料理について学び、レインズインターナショナルでは店⻑やスーパーバイザーを経験しました。
修⾏期間は4年ほどでしたが、広く飲⾷店の経営に触れることができました。

 

2009年、念願の1号店である「vegebar acca」を⻄荻窪にオープン。
その年に飲食経験が5年を超え、受験資格を得たので、ソムリエを受験。
開業などでバタバタし、学習開始時期は遅かったのですが、効率よく学習することができ、無事合格。これがきっかけで、私のワインライフが本当の意味でスタートします。
このソムリエ取得というのが、人生においてとても大きかったです。これがなかったらと思うと、恐ろしいです。
その後、⾼円寺アッカ、中野アッカ、神楽坂アッカ、恵⽐寿アッカをオープンし(「vegebar acca」は中野アッカに移転)、信頼できるスタッフに⽀えられながら今⽇まで飲食店営業を続けることができています。

 

コンクール、資格への挑戦

2017年の神楽坂アッカのオープン直前に出場した、イタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールJET CUP。予選を通過し、ベスト20に入ることができました

その年には、ソムリエ・エクセレンス(旧シニアソムリエ)とSake Diploma(第1回)の試験もあり、神楽坂アッカの開業と合わせ、人生で最も忙しい時期の1つでもありました。
ソムリエ・エクセレンス、Sake Diplomaは合格し、JET CUPは二次予選で敗退。

さらに年明けすぐには、A.S.I.ソムリエ・ディプロマ(国際ソムリエ)の試験も受けることにし、短期間の学習を効率よく行なう事ができ、合格することができました。

この2017年の秋から2018年の春にかけての時期の経験は、私にとってとても大きく、自身の試験における強み、試験勉強のスキルなどを築くことができました。
そして、この時、自分の強みを生かし、将来はワインスクールも設立すると心に決めました
その後、スタッフへのソムリエ試験の指導もさらに力を入れるようになりました。

アッカワインスクール開講

2020年の新型コロナ。

これにより、将来の計画に大幅な変更を加えざるを得ませんでした。
当初、あと2店舗飲食店を展開したのちに、ワインスクールを開講しようと思っていました。
しかし、新型コロナは今後の飲食店経営が不安になるような事態で、開店のタイミングを延期せざるを得ませんでした。
そのため、予定を前倒しし、ワインスクールをオンラインで始めることを決意しました

コロナで、飲食店営業を充分にできない時期に、ワインスクールの準備を一気に進めました。
2022年に無事、ソムリエ・ワインエキスパート資格を目指すオンラインワインスクール アッカワインスクールを開講することができました。人生で最も忙しい、もう一つの時期でした。

弊社の従業員も学習を継続し、順調に合格しております。

2021年JSAソムリエ試験に社員3名合格。
    アルバイト2名合格。
2022年JSAソムリエ試験に社員2名合格。
2023年JSAソムリエ試験に社員1名合格。

2023年12月時点、社員10人全員がJSAソムリエ保有しております。

なお、アッカワインスクール開講の2022年。第14回イタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールJET CUPにて優勝を果たせました。2020年、2021年と新型コロナのため開催されず、3年ぶりの開催でした。

ワインスクール開講というとても忙しい年で、コンクールの準備にかけられる時間は少なかったです。しかし、アッカワインスクールの学習法と同じく、スキマ時間を使い、効率的に準備、勉強、練習し、優勝することができました。アッカワインスクールで勝ち取った優勝といっても過言ではない。かもしれませんw

皆さまにお伝えしたいこと

ワインを取り扱う飲食店では、今やソムリエは必須の資格といっても過言ではないと思います。

しかし、ワイン、ソムリエ資格との出会いは、自身が飲食店で働かなくなったとしても、将来に渡り、とても役になってくれるものと確信しております。

今後長きに渡って、人生を豊かにしてくれるであろうワイン

そのワインを飲むときに、少しの知識があるかどうかで、楽しみの広がりが変わるかと思います。

ソムリエ、ワインエキスパートの資格はその第一歩です。

これらの資格を取得し、人生を豊かにしませんか?

難易度が増しつつある、ソムリエ、ワインエキスパート。

アッカワインスクールで資格取得していただいたり、

アッカ各店舗でワインや料理を楽しんでいただいたり、

皆様に少しでも幸せを届けたい

これが私がアッカでやってきたいことです。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

J.S.A.呼称資格ソムリエとは?難易度が増した試験を合格するには?

ワインの専門家として世間からの認知度も高いソムリエの資格は、飲食店での活躍の幅が広がるため、人気の高い資格です。洋食やワインバー以外でもワインを取り扱うことが多くなった昨今、より必要性が増している資格です。本記事では、ソムリエ資格を取得するメリットや、難易度があがりつつあるソムリエ試験(2023年合格率17.7%)の対策方法を比較してお伝えします。

ソムリエとは?

J.S.A.呼称資格ソムリエとは、ワインの専門家を認定するもの

ソムリエはワインの専門家として、レストランなどでのお客様の接客からワインの仕入れ、取り扱いなど幅広い仕事を担当します。そのためにふさわしい知識や技術を持っている人を認定するのがソムリエ資格です。日本においては日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟の2つの民間団体が認定試験を実施していますが、本記事では主に、より認知度が高い日本ソムリエ協会のソムリエ資格について説明します。

ソムリエ資格を取得することが、お店や人材の信頼につながる

ソムリエ資格は世間での認知度が高く、飲食業界での信頼性も高いものです。お店にソムリエがいると「料理やお客様の好みに合わせたワインを提案する」「ワインを最適な状態で提供できる管理・サービスを行う」などができる店舗として、サービスや信頼度の向上、ブランディングに有効です。

ソムリエ資格を有していなくてもワインに詳しい方は沢山います。ただ、ソムリエ資格を有していると、必ず最低限の知識を有していることが保証されます。お客様としても安心することができます。

以前は洋食、ワインバーにおいて必要な資格でした。しかし、現在は様々な飲食店でワインを取り扱うようになりました。そして、ワインの売上というのがとても重要になってきております。その際に、ソムリエが店にいるかどうかで大きな違いが生まれます。取扱いワインの価格も大きく変えることもでき、売上も大きく変わります。

個々の人材としてもスキルアップできるので、より自信のある接客やサービスの改善提案ができるほか、ソムリエ資格が必須となる一流レストランなどへの転職にもつながります。

多岐にわたる専門知識や技術を問われるソムリエ試験

ソムリエ試験は3次試験まであり、世界各国のワインの知識や、製造・管理に関する問題が出題される筆記試験(CBT)、テイスティング、実技、論述試験と非常に幅広い内容となっています。多くの知識や実践的な技術を試験で試され、認定されるからこそワインの専門家として高い信頼を得られるのです。

受験にあたっては酒類に関する3年間の実務経験が必須ですが、それに加えて試験対策が欠かせません。勉強時間は200時間〜300時間程度といわれています。日本ソムリエ協会(J.S.A.)が実施する試験は年に1度だけですから、しっかり計画を立てて試験勉強に取り組みましょう。

ソムリエ資格試験の概要

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方

■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
①テイスティング試験(40分)
②論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

ソムリエ資格試験、対策方法の比較

ソムリエは年間で2000人以上が受験する人気資格で、試験対策のスクールや教材もさまざまな選択肢があります。合格率は30%〜40%程度のことが多いのですが、2023年は難易度が増し、合格率17.7%でした。難しい試験になりつつあり、独学での合格はより難しいものとなってきております。以前までほとんど通過できるものであった3次試験も、2023年は不合格者も多く、通過にはしっかりと対策を学習することが必要です。それぞれの対策方法の特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

方法① オンラインスクールで学ぶ

最近注目を集めているのがオンラインスクールです。WEB教材などを利用して自分のペースで学習を進め、チャットやメールなどでサポートを受けられる、という形式のスクールが一般的です。講座1コマ単位の区切りに合わせて進められるので、通常の独学と比較すると学習計画を立てやすくなっています。

オンラインスクールとひとことでいってもカリキュラムはさまざまで、異なる強みがあるため申し込み前にしっかり確認しましょう。たとえば、下記のようなスクールがあります。

  • 長年の実績がある、通学型のワインスクールが運営するオンラインスクール
  • 通学と同じようなライブ感を重視し、生配信の授業に特化
  • 少人数制でアットホーム、卒業生同士の繫がりを重視している
  • レストランやバーのオーナーソムリエが運営、聞きたいことがあれば店舗で相談できる
  • 10分程度の短い動画で構成され、隙間時間に学習できるカリキュラム

オンラインの特徴を活かした動画コンテンツが活用されていると、理解が早く、効率よく学習を進められるでしょう。一方で、テキスト教材もあったほうが、隙間時間に学習を進めるのには便利です。1次試験対策では多くの問題に取り組むことが大切なので、模擬試験の出題数や、実践的な内容となる2次試験・3次試験の対策としてどのような内容が用意されているかもチェックすべきポイントです。

■オンライン開講のワインスクール

 アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス井上塾
(オンライン)
講座開始月随時開始可能2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年3月1日2023年3月14日
受講期間約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数602020182115
一講座あたりの時間10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分2時間30分3時間2時間1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
×
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

方法② 通学型のスクールに通う

通学型のワインスクールは、集中して学習ができることが最大のメリットです。講師から直接学べるので内容を理解しやすく、疑問点もすぐに解消できます。ソムリエを目指す仲間が集まるのでよい刺激にもなり、モチベーションの向上や人脈づくりをしやすい環境です。「しっかり集中して勉強したい」という方におすすめの方法といえるでしょう。

一方で、時間や場所が合わないと通えず、通学にも時間がかかるのでスケジュールの調整がしにくいことも。また、大人数が集まるスクールでは講師とのコミュニケーションが取りづらい場合もあるようです。費用面がほかの対策方法と比較すると高額になる傾向があるので、継続して通えるかどうか慎重に検討する必要があります。

■通学開講のワインスクール

 アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年2月22日~
順次
受講期間約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数20201815
一講座あたりの時間2時間30分2時間30分3時間2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア東京・大阪・
名古屋
東京東京東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜

方法③ 教材を利用して独学で学ぶ

教材などを利用して独学でソムリエ試験を受験することも、もちろん可能です。独学の場合、自分のペースで学習を進めることができ、費用も安く比較的手軽に取り組めるということがメリットです。仕事が忙しくスクールに通うのが難しい方や、すでにある程度知識があって知識が不足している部分を中心に学びたい方におすすめの方法といえるでしょう。

しかし、長期間の学習を継続するための自己管理が大切になるので、苦手な方の場合、計画通り学習が進まない可能性もあります。「日本ソムリエ協会教本を見てみたら、数百ページもあって大変だった」という声も。この本は辞書のような構成で調べ物には向いていますが、効率的な学習のためには別途テキストも必要です。どの教材を使って、どう学習するかも自力で考えたり調べたりする必要があるので、つまずいた場合は時間や手間がかかってしまう可能性があります。

さらには、昨今の合格率の低下、難易度が上がっていることを考えると、以前より独学での合格は難しくなってきています。

オンラインスクールは、従来の試験対策方法の良いとこどり

特に最近は、ソムリエ試験対策のためのワインスクールが増えています。スケジュール調整や学習計画の立てやすさ、わかりやすく効率的な学習方法など、カリキュラムやシステムが工夫されており、従来からある通学型のスクールと教材などの良いところを合わせた学習方法です。教材の内容や教え方、費用などを比較して、自分に合っているかを調べて選ぶことが大切です。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験、第三次試験に必要なカリキュラムもご用意しています。ご希望の方には4回の対面式テイスティングもつけたハイブリッド型もご用意しております。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

2024年J.S.A.ソムリエ・ワインエキスパート試験日程

2024年のJ.S.A.ソムリエ・ワインエキスパートの受付、試験日程が発表になりましたので、お伝えします。

受付期間:

2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

試験日:

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

 

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

アッカワインスクール2024年講座

アッカワインスクールの2024年の講座を開始します。
 
 
難しくなってきているソムリエ、ワインエキスパートの資格。早めからの学習がおすすめなので、申込後すぐに学習できるようにしました。2024年3月までは2023年の教材で先行学習、それ以降2024年教材で学習といった形です。
 
そして、今年はオンライン型のみならず、ハイブリッド型もご用意させて頂きました。オンライン型に全4回のテイスティング(4〜7月)をつけた講座です。
 
ご自身のペースで学習できる講座ですので、お気軽にご受講いただけると幸いです。
一緒に合格を目指しましょう!

【2025年版】ソムリエ・ワインエキスパート資格取得におすすめ。オンラインワインスクールを徹底比較!

最近、ソムリエやワインエキスパート資格の取得を目指す方に人気のオンラインワインスクール。しかし、ひとことでオンラインワインスクールといっても、授業の形態や特徴はさまざまです。今回の記事では、自分にピッタリ合うオンラインワインスクールを選ぶためのコツをご紹介します。

近年増加中!オンラインワインスクールとは

ソムリエやワインエキスパートは以前から人気の資格で、対策方法としては通学型のワインスクールが一般的でした。しかしこの数年間で、オンラインのワインスクールが増えています。

オンラインスクールは、通学型のワインスクールと比較すると場所や時間を選ばずに学べるメリットがあり、ライブ配信や動画、テキストなどを使用して合格に必要な内容を効率よく勉強できるのが嬉しいポイントです。

基本的にパソコンやスマートフォンを使用して学習しますが、筆記試験である一次試験対策だけではなく、二次試験のテイスティングや、ソムリエの三次試験(サービス実技・論述)対策、個別の学習サポートをオンラインで提供しているスクールもあります。

オンラインワインスクール選び方のポイント

ここからは、オンラインワインスクール選びのポイントを5つ、代表的なオンラインスクールの比較表と共にお伝えします。比較表は2023年3月時点の各スクールの公式サイトを元に制作しています。

システムや模擬問題の数など、カリキュラムを確認

オンラインのワインスクールの形式としては、実際に通学しているかのような雰囲気で学べるライブ配信や、テキストと録画動画をベースに各自で学習を進めるスクールがあります。「通学するほうが集中できる」「自分のペースを大事にしたい」「音声や動画を見づらい環境でも学習したい」など、ご自身の性格や環境に合ったものを選びましょう。

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策の基本は受験申込後に送付される教本といわれますが、独自の教材やテキストが用意されているスクールがおすすめです。合格に必要なポイントがわかりやすく解説されていて、より効率的に学習できます

一次試験対策では、実際の試験の模擬問題を多く解いて理解度を確認することも大切なので、どのような形で模擬問題や小テストが実施されているかもチェックしてみましょう。スマートフォンやタブレットを利用して、いつでもどこでも問題に取り組めると知識が定着しやすくなります

 アッカ
ワインスクール
(オンライン型)
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
スクール形態いつでも閲覧できる
オンデマンド形式
ライブ配信&録画動
画を試聴可
1週間ごとに
動画を配信
ライブ配信&
録画試聴可
いつでも閲覧できる
オンデマンド形式
オリジナル教材×
模擬問題・
確認テスト
いつでも&繰り返し
学習できる模擬問題
豊富な練習問題。学習
アプリを利用できる
WEB問題集で
模擬テストと宿題を
繰り返す
問題集アプリで
学習可。復習も可能
授業時に毎回、一問
一答でのテストを実施
特徴1講座10分~。隙間
時間に学習しやすい
毎回の授業に講義義
とテイスティングの
時間
少人数制、個に向け
た丁寧な指導
大人数での活発な
コミュニケーションを
重視
対面授業と同様の
充実したサポートを
実施

 

 

講座の長さと回数、期間を確認してスケジュールをイメージしよう

多くのオンラインワインスクールでは受講期間が定められていますが、講座1回の時間の長さや講座の回数も確認して、学習計画をイメージすることが大切です。ひとつの講座が2時間〜3時間で設定されていて、実際の学校の授業のように長時間取り組むスクールもあれば、10分〜という短時間で回数を多く受講するスクールもあります。

自分がいつ・どれくらいの時間勉強できそうか、学習を終えるまでにどれくらいの期間がかかるかを考えてみましょう。「仕事がある日は難しいけれど休日はしっかり勉強できる」「長時間続けて勉強するのは難しいけれど、毎日の通勤時30分くらいは時間が取れる」など、状況によって合うスクールが変わります。

講座自体を受ける時間のほかに、復習や模擬問題を解くのに必要な時間も考えて、余裕を持ったスケジュールで取り組むことが大切です。

アッカ ワインスクール (オンライン型) アカデミー・ デュ・ヴァン レコール・ デュ・ヴァン ヴィノテラス ワインスクール 井上塾 (オンライン)
受講期間 約5〜8か月 (受講生が決める) 約5か月 約5か月 約5か月 約5か月
講座回数 60 20 20 21 15
1講座あたりの時間 10分程度 (一部30分〜120分) 2時間30分 2時間30分 2時間 1時間

実技の要素がある、ニ次試験&三次試験対策を確認

二次試験のテイスティングと、ソムリエ資格三次試験のサービス実技の対策講座は、スクールによって通学が必要な場合とオンライン講座の提供がある場合の2通りがあります。特に、時間や住んでいる場所の兼ね合いで通学が難しい方は、オンラインで完結するスクールを選ぶことが大切ですよね。

オンラインでのニ次試験・三次試験対策講座の内容は、テイスティングのポイントを解説したテキストとワインの小瓶を使用して自宅でテイスティングを学べるもの、動画で講師によるサービスの実演やポイントを確認して理解を深める、といった内容があります。

アッカ ワインスクール アカデミー・ デュ・ヴァン レコール・ デュ・ヴァン ヴィノテラス ワインスクール 井上塾 (オンライン)
ニ次試験・ソムリエ 三次試験対策 動画教材と模範 解答で学ぶ。ワインを 小瓶で配送 ライブ配信とワイン 小瓶を使用して学習。 3次試験対策は通学 での実施 解説動画と小瓶の ワインで学習 ライブ配信と、配送 される小瓶ワインで学習 テイスティングワイン の用意はなし。 別途、通学での講座 がある

個別の学習サポートやコミュニティなどがあるか

「自宅で講座を受けて模擬問題を解くだけでは、どうしても理解できない部分がある」「ひとりで勉強を続けていると学習へのモチベーションを保つのが難しい場合がある」などの自宅学習のデメリットを解消するため、チャットでの学習サポートや受講者同士のコミュニティが用意されているオンラインスクールもあります。

オンラインでのサポートをベースとしながらも、スクール運営元の実店舗でアドバイスを受けられたり、交流イベントが用意されているスクールも。大規模なオンラインスクールはイベントの種類が豊富だったり、小規模なスクールは少人数で密な交流ができたりと、スクールごとの個性が出る部分です。

アッカ ワインスクール アカデミー・ デュ・ヴァン レコール・ デュ・ヴァン ヴィノテラス ワインスクール 井上塾 (オンライン)
学習をサポート するサービス 受講者専用のチャット サポートを提供。 店舗に来店しての 質問も可 チューターによる フォロー。クラス会や 中間パーティーも 開催予定 メールでの相談、 WEB相談質問会で 講師や受講生同士 やりとりできる オンライン講義中に チャットで質問できる。 交流用のグループ LINEも いつでも無料でメール で質問ができる

内容と価格のバランスをチェックしよう

対面型のスクールと比較すると、費用面でお手頃なのもオンラインスクールの大きなメリットといえます。しかしここまで説明してきた通り、スクールによってカリキュラムやサポートなどは異なるので、内容に対して妥当な価格かどうかを考えましょう

一次試験・二次試験・三次試験で講座が分かれていて価格も別々に表記しているオンラインスクールや、入会金・教科書費などが別途必要となるオンラインスクールもあります。

アッカ ワインスクール (オンライン型) アカデミー・ デュ・ヴァン レコール・ デュ・ヴァン ヴィノテラス ワインスクール 井上塾 (オンライン)
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥82,500 ¥146,300 ¥146,300 ¥98,000 ¥46,200
合計 ¥82,500 ¥151,800 ¥151,800 ¥98,000 ¥46,200

*「井上塾(オンライン)」は、一次試験対策のみ対応。二次・三次対策はオンラインでは対応なし。

オンラインワインスクールは進化中。最新情報と実績を確認

オンラインのワインスクールは、比較的最近増えてきたスクール形式です。新しいスクールが開講したり、従来からあるスクールのカリキュラムにさらなる工夫がされていることもあります。気になるスクールの最新の情報をチェックしてみてください。実績のあるワインスクールでは、最新の合格率も発表されています。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2025年1月時点で、当社従業員のうち、社員9人全員がJSAソムリエを保有しています。2024年4月以降入社従業員は集計で除いています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格第一次試験の問題を体験!難易度別の問題例と対策のポイントを紹介

ソムリエ試験の最初の関門となる一次試験。4択形式で120問が出題され、6割〜7割正解する必要があります。出題範囲は幅広く現役のソムリエでも正解が難しい問題も。この記事では、ソムリエ試験一次試験の模擬問題や解き方のポイント、試験対策のコツについてアッカワインスクールの教材画面とともにご紹介します。

ソムリエ試験一次試験(CBT)の概要と特徴

ソムリエ資格の一次試験は、テストセンターのパソコンを使用したCBT試験です。試験問題は、受験申込後に日本ソムリエ協会より送付されるソムリエ教本から出題されますが、非常にボリュームが多く幅広い知識を問われます

合格点は年によって異なりますが、6割〜7割ほどです。毎年のように出題される分野の問題もあれば、有資格者のソムリエでも正解するのは難しい問題もあります。試験問題の出題順はランダムです。ジャンルやテーマ、難易度が異なる問題がバラバラに出題されるので問題ごとに頭を切り替え、ペース配分をして取り組む必要があります。

ソムリエ試験 模擬問題を難易度別に紹介

ここからは、実際のソムリエ試験と似た形式で、模擬問題と回答・解き方のポイントを、アッカワインスクールのテキスト画面を使用しながら紹介します。実際の試験の雰囲気を掴んでみてください。

難易度1:よく出題される問題は、確実に正解したい

・解き方のポイント
I.G.P.=EUのワイン法における格付けの問題は頻出です上記のアッカワインスクールのテキストで赤字で書かれている「1963年」という年号と「85%」という数字は過去の試験でよく出ています。問題文では「イタリアで」とありますが、I.G.P.に関してはEUと基準は変わらない、ということと合わせて覚えておきましょう。

難易度2:頻出分野を勉強していれば答えられる

・解き方のポイント
イタリアのポピュラーな蒸留酒、グラッパの名産地であるバッサーノ・デル・グラッパ(グラッパの麓)の問題です。ある程度勉強していれば正解しやすいといえるでしょう。アッカワインスクールのテキストでは「ヴェネト州」という項目の中で、地名と銘柄、お酒の特徴などを合わせて覚えられるようにしています。

難易度3:頻出分野の中の細かいポイントが出題されることも

・解き方のポイント
イタリアワインの最上級等級となるD.O.C.G.について、銘柄やブドウ品種など全体の情報をよく知らないと難しい問題です。「Gaviに使用されるのはコルテーゼ」と覚えていても、割合までは自信がない方が多いのではないでしょうか。上記のテキストで品種が明記してあり割合の記載がないものはすべて「100%使用」です。

D.O.C.Gに関しては、2023年ワイン教本に新たに加わった部分があります。内容が変更・追加された分野は出題されやすいので、重点的に覚えるとよいでしょう。

難易度4:難しい問題は消去法も活用

・解き方のポイント:
イタリアワインのブドウ品種に関する問題です。ヴァッレ・ダオスタ州のワインは生産量や輸出量が少ないため「勉強しきれていなくて正解がわからない」という方が多いと予想されます。しかし正解以外の選択肢であるDolcetto、Barbera、Brachettoはいずれもメジャーなピエモンテ州のブドウ品種です。「この3つが正解ではない」と気づければ、消去法で正解を導き出せます。

難易度5:現場での使用頻度も少ない知識を問う、超難問

・解き方のポイント
現役ソムリエでも難しい超難問です。ソムリエ教本を隅々まで読んで暗記していないと答えられないですし、ソムリエの仕事現場においても使用頻度が低い内容といえるでしょう。例年、ソムリエ資格の一次試験にはこういった難問がいくつか出題されますが、このレベルの問題が解けなくても合格ラインはクリアできるので、思い切って諦めても大丈夫です

ソムリエ試験、一次試験対策のポイント

合格点は7割ほど。「確実に点を取れるところを押さえる」勉強を

試験の問題は必ずソムリエ教本から出題されますが、全ての内容を覚えるのは無理があります。重要なポイントをしっかり押さえ、合格点となる6割〜7割を確実にクリアする試験対策がおすすめです。

アッカワインスクールのテキストでは、主に上記の模擬問題で難易度1〜3程度の内容を扱っていますが、確実に勉強すれば合格点を超えられます特に頻出のポイントはテキスト内で赤字で表示し、さまざまな問題に対応できるよう工夫しています。

最近、変更された内容は出題頻度が上がるので要チェック

難易度3の問題のように、ソムリエ教本に追加・変更があった部分は出題されやすい傾向があるので、難易度が高いと感じる部分もしっかり押さえましょう。最新の動向や去年の試験結果を分析し学習内容に反映しているスクールやテキストを活用できると、効率的に勉強できます。

実際の試験と同じように模擬問題に挑戦する

ある程度学習が進んだら、本番と同じ出題範囲・時間で模擬問題を解きましょう。自分の現在地を把握できますし、出題形式や問題文の雰囲気に慣れ、時間配分もしやすくなるので試験本番への自信につながります。たくさんの模擬問題が用意されていたり、間違えたところを抽出して復習できるワインスクールがおすすめです。

知識を繋ぎ合わせて、興味とモチベーションを高める

ソムリエ資格試験対策では、学習するポイントを絞っても覚えることが多いので負担を感じることもあるかもしれません。しかし、試験対策で得られる知識は資格取得後、実際にソムリエとして働くために大切なことも含まれています。すべてを丸暗記するのではなく、点と点を繋げて線にできるとより面白く学べ、試験の回答時にも応用的に考えられます。

アッカワインスクールの教材では、まとめ講義として「地理と気候・ブドウの特徴の関連」など教材とは違った切り口で、より実践的な内容を楽しく学習できるコンテンツを用意しています。まとめ講義はペースメーカーにもなり、受講することで全体の学習計画を立てやすくなります。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格とは?取得のメリットや、ソムリエ試験対策の方法を比較!

ワインのエキスパートとして世間からの認知度も高いソムリエ資格は、飲食店での活躍の幅が広がるため、人気の高い資格です。本記事では、ソムリエ資格を取得するメリットや、ソムリエ試験の対策方法を比較してお伝えします。

ソムリエ資格とは?

ソムリエ資格とは、ワインの専門家を認定するもの

ソムリエはワインの専門家として、レストランなどでのお客様の接客からワインの仕入れ、取り扱いなど幅広い仕事を担当します。そのためにふさわしい知識や技術を持っている人を認定するのがソムリエ資格です。日本においては日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟の2つの民間団体が認定試験を実施していますが、本記事では主に、より認知度が高い日本ソムリエ協会のソムリエ資格について説明します。

ソムリエ資格を取得することが、お店や人材の信頼につながる

ソムリエ資格は世間での認知度が高く、飲食業界での信頼性も高いものです。お店にソムリエがいると「料理やお客様の好みに合わせたワインを提案する」「ワインを最適な状態で提供できる管理・サービスを行う」などができる店舗として、サービスや信頼度の向上、ブランディングに有効です。個々の人材としてもスキルアップできるので、より自信のある接客やサービスの改善提案ができるほか、ソムリエ資格が必須となる一流レストランなどへの転職にもつながります。

多岐にわたる専門知識や技術を問われるソムリエ試験

ソムリエ試験は3次試験まであり、世界各国のワインの知識や、製造・管理に関する問題が出題される筆記試験(CBT)、テイスティング、実技、論述試験と非常に幅広い内容となっています。多くの知識や実践的な技術を試験で試され、認定されるからこそワインの専門家として高い信頼を得られるのです。

受験にあたっては酒類に関する3年間の実務経験が必須ですが、それに加えて試験対策が欠かせません。勉強時間は200時間〜300時間程度といわれています。日本ソムリエ協会(J.S.A.)が実施する試験は年に1度だけですから、しっかり計画を立てて試験勉強に取り組みましょう。

ソムリエ資格試験の概要

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方

■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
①テイスティング試験(40分)
②論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

ソムリエ資格試験、対策方法の比較

ソムリエは年間で2000人以上が受験する人気資格で、試験対策のスクールや教材もさまざまな選択肢があります。合格率は30%〜40%程度。それぞれの対策方法の特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

方法① オンラインスクールで学ぶ

最近注目を集めているのがオンラインスクールです。WEB教材などを利用して自分のペースで学習を進め、チャットやメールなどでサポートを受けられる、という形式のスクールが一般的です。講座1コマ単位の区切りに合わせて進められるので、通常の独学と比較すると学習計画を立てやすくなっています。

オンラインスクールとひとことでいってもカリキュラムはさまざまで、異なる強みがあるため申し込み前にしっかり確認しましょう。たとえば、下記のようなスクールがあります。

  • 長年の実績がある、通学型のワインスクールが運営するオンラインスクール
  • 通学と同じようなライブ感を重視し、生配信の授業に特化
  • 少人数制でアットホーム、卒業生同士の繫がりを重視している
  • レストランやバーのオーナーソムリエが運営、聞きたいことがあれば店舗で相談できる
  • 10分程度の短い動画で構成され、隙間時間に学習できるカリキュラム

オンラインの特徴を活かした動画コンテンツが活用されていると、理解が早く、効率よく学習を進められるでしょう。一方で、テキスト教材もあったほうが、隙間時間に学習を進めるのには便利です。1次試験対策では多くの問題に取り組むことが大切なので、模擬試験の出題数や、実践的な内容となる2次試験・3次試験の対策としてどのような内容が用意されているかもチェックすべきポイントです。

■オンライン開講のワインスクール

 アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス井上塾
(オンライン)
講座開始月2023年3月14日
(前年度内容で
事前受講可)
2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年3月1日2023年3月14日
受講期間約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数602020182115
一講座あたりの時間10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分2時間30分3時間2時間1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

方法② 通学型のスクールに通う

通学型のワインスクールは、集中して学習ができることが最大のメリットです。講師から直接学べるので内容を理解しやすく、疑問点もすぐに解消できます。ソムリエを目指す仲間が集まるのでよい刺激にもなり、モチベーションの向上や人脈づくりをしやすい環境です。「しっかり集中して勉強したい」という方におすすめの方法といえるでしょう。

一方で、時間や場所が合わないと通えず、通学にも時間がかかるのでスケジュールの調整がしにくいことも。また、大人数が集まるスクールでは講師とのコミュニケーションが取りづらい場合もあるようです。費用面がほかの対策方法と比較すると高額になる傾向があるので、継続して通えるかどうか慎重に検討する必要があります。

■通学開講のワインスクール

 アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年2月22日~
順次
受講期間約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数20201815
一講座あたりの時間2時間30分2時間30分3時間2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア東京・大阪・
名古屋
東京東京東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜

方法③ 教材を利用して独学で学ぶ

教材などを利用して独学でソムリエ試験を受験することも、もちろん可能です。独学の場合、自分のペースで学習を進めることができ、費用も安く比較的手軽に取り組めるということがメリットです。仕事が忙しくスクールに通うのが難しい方や、すでにある程度知識があって知識が不足している部分を中心に学びたい方におすすめの方法といえるでしょう。

しかし、長期間の学習を継続するための自己管理が大切になるので、苦手な方の場合、計画通り学習が進まない可能性もあります。「日本ソムリエ協会教本を見てみたら、数百ページもあって大変だった」という声も。この本は辞書のような構成で調べ物には向いていますが、効率的な学習のためには別途テキストも必要です。どの教材を使って、どう学習するかも自力で考えたり調べたりする必要があるので、つまずいた場合は時間や手間がかかってしまう可能性があります。

オンラインスクールは、従来の試験対策方法の良いとこどり

特に最近は、ソムリエ試験対策のためのワインスクールが増えています。スケジュール調整や学習計画の立てやすさ、わかりやすく効率的な学習方法など、カリキュラムやシステムが工夫されており、従来からある通学型のスクールと教材などの良いところを合わせた学習方法です。教材の内容や教え方、費用などを比較して、自分に合っているかを調べて選ぶことが大切です。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格「第一次試験」に合格するには?出題の傾向と勉強方法を解説

ソムリエ・ワインエキスパート資格を目指す方にとって、最初に乗り越えるべき関門が第一次試験です。第一次試験は、その出題方式や内容から「最大の難関」ともいわれています。本記事では、第一次試験の実施内容について詳しくお伝えするとともに、合格を目指すために効果的な勉強方法のポイントをご紹介します。

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験とは

日本でソムリエ資格試験を行っているのは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟(ANSA)の2つの民間団体です。本記事では、より歴史が古く認知度が高い、日本ソムリエ協会(J.S.A.)の試験についてお伝えします。 日本ソムリエ協会(J.S.A.)の認定資格には、ソムリエのほかに「ワインエキスパート」があります。ソムリエは、飲食店などにおける実務経験が3年以上の方が対象ですが、ワインエキスパートは満20歳以上の方であれば誰でも受験できます。ソムリエとして働き始めたばかりの方や、一般のワイン愛好家の方などにおすすめです。 ソムリエの試験との違いは、第三次試験の「論述・サービス実技」がない点です。試験内容はほぼソムリエと共通であり、ソムリエ同等の資格として認められています。

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
  • ワインエキスパート…国籍、職種・経験不問

*日付は2022年度の試験のものです。
■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日(ソムリエ・ワインエキスパートは同日実施)

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉
 CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
 ①〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉テイスティング試験(40分)
 ②〈ソムリエのみ〉論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
 〈ソムリエのみ〉サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

最大の難関!第一次試験とはどんな試験?

第一次から第三次まであるソムリエ資格試験のなかでも、最大の難関といわれるのが第一次試験です。その理由は、出題内容と試験方式にあります。

第一次試験の内容は、日本ソムリエ協会(J.S.A.)が発行する『日本ソムリエ協会教本』の内容から出題されます。CBTという、受験者がパソコン上で解答し進めていく方式で受験します。 CBT方式になったことにより、800ページ以上もある『日本ソムリエ協会教本』の膨大な情報のなかから、ランダムに出題がされるようになりました。そのためCBT方式では出題傾向をつかむことが難しく、『日本ソムリエ協会教本』に記載されているすべての内容を習得しておくことが求められます。 第一次試験の合格ラインは公開されておらず、その年によっても異なりますが、65〜70%くらいの正答率が必要だといわれています。第一次試験の合格率は例年約50%であり、受験者の半数が第一次試験で振り落とされていると考えられます。

第一次試験では、どのような出題がされるのか

第一次試験は、800ページを超える『日本ソムリエ協会教本』の内容からランダムに出題されます。『日本ソムリエ協会教本』は、辞書や辞典のように構成されています。さまざまな地域や国の気候、ワインの特性や歴史が記載されており、各国から最低1問は出題されています。どの国から何問出題されるかは実施年ごとに変動しますが、ワインの本場であるフランスやイタリアに関する出題はやや多い傾向があります。

近年、ワインの生産地域やその特性は多様化しています。思いもよらないような細かな内容が出題されることもあるため、教本の内容をすみずみまで習得することが重要です。

また、CBT方式で実施されるため、その出題傾向を把握することはとても困難です。約3,000問ほどある問題のデータベースから、その試験ごとにランダムに選ばれた問題が出題されます。国ごとの問題数がある程度決まっていたとしても、出題内容に偏りがある場合もあれば、分散する場合もあります。メインの内容とは思えないような細かな内容が出題されることもあります。

例えば…

・貝殻石灰岩からなる、ルクセンブルクの北部に多く見られる土壌は?
・ギリシャ北西部でイオニア海に面している地方は?
・クロアチアの、首都ザブレグ、ザブレグ農業経済産業大学がある産地は?

ワインの味や香り、製法などに留まらず、地理的な内容や、各国の地名を問われる内容なども出題されます。第一次試験にはかなり幅広い知識が必要となることを実感いただけるのではないでしょうか。

第一次試験を突破するための、勉強方法のポイント3つ

ソムリエ資格取得を目指して、忙しい本業と勉強とをうまく両立させるには、どのように学習を進めたら良いのでしょうか。勉強方法のポイントを3つご紹介します。

ポイント① 時間がある時期からスタートし、計画的に勉強する

第一次試験で出題される膨大な内容を習得するには、落ち着いて勉強するためのまとまった時間が必要です。第一次試験は例年7〜8月に実施されます。合格に必要な勉強期間は人によってさまざまですが、最低でも3〜4か月(時間にすると100〜400時間)が必要だといわれています。第一次試験までの予定を考えたとき、年末年始や、春から夏にかけて繁忙期を迎える方も多いのではないでしょうか。どの時期であれば勉強時間を設けやすいのか、あらかじめ見通しを持っておくことがポイントです。

例えば、「秋から冬にかけて時間が取りやすい」「この時期には休みが取りやすい」など時期によって時間が確保しやすい予定がわかっている場合は、その予定に合わせて勉強をスタートすることをおすすめします。時間を有効に使い、計画的に勉強を進めましょう。

ポイント② 自分のペースで学習できるオンラインスクールなどを活用する

ソムリエ資格の第一次試験は、『日本ソムリエ協会教本』の内容から出題されます。この教本の内容をすべて頭に入れる必要があるわけですが、800ページに渡る膨大な内容を独学で身につけることはかなり困難な道のりです。

また、『日本ソムリエ協会教本』は辞書や辞典のような構成になっており、細かな内容がぎっしりと盛り込まれています。教本は、学習するときよりも、わからないことを調べるときに利用するほうが適しているかもしれません。学習のためには、教本の他に、わかりやすく編集されたテキストを活用することをおすすめします。

各種オンラインスクールなどでは独自のテキストが用意されていることが多く、動画解説などでポイントをわかりやすく学べるものがあります。ご自身に合ったスクールやテキストを探し、楽しく勉強できる環境をつくることも、合格への近道かもしれません。

ポイント③ 練習問題にくり返し取り組み、実践的に学ぶ

教本やテキストを読んだり、スクールで講義を受けたりすることも重要ですが、それだけでは受け身の学習になりがちです。より理解を深めるためには、自分で考えながら学習を進める方法も取り入れる必要があります。

自分で考える学習をするために効果的なのが、練習問題や模擬試験に取り組むことです。問題に取り組むことで、「テキストのあのあたりに書いてあったな」「この内容とこの内容は関連しているから…」などと、さまざまな思考をめぐらせながら習得していくことができます。また、模擬試験の結果を分析することで、自分の理解度を知ることもできます。わからなかったところをテキストに戻って復習すれば、しっかりと知識を定着させることができるはずです。

練習問題や模擬試験を学習に取り入れるときのポイントは、何度もくり返して取り組むことです。ソムリエ第一次試験はCBT方式のため、3000問以上の問題のなかからランダムに出題されます。そのため出題の傾向をつかむことは難しく、細かい内容まで網羅的に理解しておく必要があります。何度もくり返して問題に取り組むことで、幅広い出題内容に触れることができます。すべての問題に正解することを目指して学習すれば、合格の可能性も高くなっていくことでしょう。

練習問題や模擬試験に取り組むことで、実際の試験に近いかたちで学ぶことができます。CBT方式の試験に慣れておけば、当日も戸惑うことなくスムーズに受験することができ、学習の成果を十分に発揮できます。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格試験とは?試験の概要と、その対策を探ろう

ワインに関する知識やスキルを仕事に生かしたい方、ワインをより深く楽しみたい方にとって、ソムリエ資格取得は目標の一つではないでしょうか。本記事では、ソムリエ・ワインエキスパート資格試験を受験される方に向けて、2023年度の試験概要と、勉強方法のポイントをお伝えします。

そもそもソムリエとは、どんな人?

ソムリエとは、レストランやホテルなどで、ワインに関する仕事に携わるスタッフのことです。ソムリエは、ワインに関する知識をもとに接客をするだけでなく、ワインの仕入れや適切な温度管理など、さまざまな仕事を担当します。ワインに関する専門家として、お客様とのやり取りから運営まで幅広く活躍する仕事です。

ソムリエという言葉には、職業としての意味と、資格としての意味があります。ソムリエの仕事には資格がなくても就くことができますが、一流レストランなど一部の飲食店でソムリエをする際は、資格を持っていることが前提とされる場合があります。ワインの本場であるフランスやイタリアでは、ソムリエは国家資格の一つとして認められています。

現代のソムリエという職業は、18世紀のフランス革命以降に定着したといわれています。それまでのフランスの宮廷内では、食事やワインに携わる人々を「sommelier」と呼んでいました。フランス革命によって王政が崩壊し、働く場所を失った「sommelier」たちは自分たちでレストランなどを開くようになりました。そこで働く人を「ソムリエ」と呼ぶようになったのです。

ソムリエ資格は、自信と信頼を与えてくれる

ソムリエ資格試験に合格するためには、さまざまな産地のワインについて理解する必要があります。フランス、イタリアといった代表的な産地だけでなく、南米やアフリカなど、世界中の幅広い地域で生産されるワインの特徴を知ることで、お客様からのどんな質問や要望にも応えることができます。ていねいな説明はワインや食事の価値を高め、お客様からの信頼にもつながるでしょう。

ソムリエとしての細やかで正確な知識があれば、どんな場面でも自信を持って接客をすることができます。食事に合うワインや、お客様の好みに合うワインなどをスムーズに提案できれば、仕事のやりがいや楽しさをより実感することができるはずです。

また、ソムリエ認定バッジを付けたスタッフがいることは、お店の信頼やブランディングにもつながります。個人としてもお店全体としても、ソムリエの知識とスキルは財産になるのです。

実務経験を問わず取得できる「ワインエキスパート」とは

日本ソムリエ協会(J.S.A.)の認定資格には、ソムリエのほかに「ワインエキスパート」があります。ソムリエは、飲食店などにおける実務経験が3年以上の方が対象ですが、ワインエキスパートは満20歳以上の方であれば誰でも受験できます。ソムリエとして働き始めたばかりの方や、一般のワイン愛好家の方などにおすすめです。

ソムリエの試験との違いは、第三次試験の「論述・サービス実技」がない点です。試験内容はほぼソムリエと共通であり、ソムリエ同等の資格として認められています。

ソムリエ資格試験の内容は?

日本でソムリエ資格試験を行っているのは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟(ANSA)の2つの民間団体です。本記事では、より歴史が古く認知度が高い、日本ソムリエ協会(J.S.A.)の試験についてお伝えします。

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
  • ワインエキスパート…国籍、職種・経験不問

*日付は2024年度の試験のものです。
■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日(ソムリエ・ワインエキスパートは同日実施)

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉
 CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
 ①〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉テイスティング試験(40分)
 ②〈ソムリエのみ〉論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
 〈ソムリエのみ〉サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

より合格に近づく!勉強方法のポイント

ソムリエ資格の試験では、ワインの産地や気候、歴史、製造方法、管理方法や実務にかかわることなど、幅広い内容から出題されます。また、テイスティングやサービスなど、実技試験も含まれます。

近年では、ソムリエ資格試験の受験者数は年に2000人以上、合格率は40%前後です。やや難易度の高い資格試験といえるでしょう。ソムリエの実務経験がある方でも、合格のためには膨大な知識と正しいスキルを改めて習得する必要があります。

合格に近づくためには、どのように試験対策を進めたら良いのでしょうか。勉強方法のポイントをご紹介します。

ポイント① 最低200時間は必要?学習計画はしっかりと

ソムリエ試験の出題範囲はかなり広く、その中から毎年違った問題が出題されます。すべての出題範囲を学習するには、200〜300時間が必要だといわれています。1日1時間勉強したとしても、半年以上の期間が必要です。

働いている方にとって、毎日1時間を勉強時間として確保することは、なかなか難しいのではないでしょうか。効率の良い学習方法を取り入れつつ、現実的なスケジュールを立てておくことがポイントです。

ポイント② 過去問題をくり返し解く

膨大な出題内容を効率的に学ぶためには、さまざまな過去問題に挑戦することがおすすめです。問題に取り組みながら、より実践的なスタイルで知識を得ることができます。自分の理解度をチェックし、苦手なところはテキストに戻って復習すれば、より知識が定着します。また、出題形式にも慣れることができ、当日までの不安も軽減されます。

いくつかのワインスクールでは、過去問題に取り組むカリキュラムが用意されている場合があります。スクール選びの基準の一つとして、確認してみると良いでしょう。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。