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ソムリエ資格第一次試験の問題を体験!難易度別の問題例と対策のポイントを紹介

ソムリエ試験の最初の関門となる一次試験。4択形式で120問が出題され、6割〜7割正解する必要があります。出題範囲は幅広く現役のソムリエでも正解が難しい問題も。この記事では、ソムリエ試験一次試験の模擬問題や解き方のポイント、試験対策のコツについてアッカワインスクールの教材画面とともにご紹介します。

ソムリエ試験一次試験(CBT)の概要と特徴

ソムリエ資格の一次試験は、テストセンターのパソコンを使用したCBT試験です。試験問題は、受験申込後に日本ソムリエ協会より送付されるソムリエ教本から出題されますが、非常にボリュームが多く幅広い知識を問われます

合格点は年によって異なりますが、6割〜7割ほどです。毎年のように出題される分野の問題もあれば、有資格者のソムリエでも正解するのは難しい問題もあります。試験問題の出題順はランダムです。ジャンルやテーマ、難易度が異なる問題がバラバラに出題されるので問題ごとに頭を切り替え、ペース配分をして取り組む必要があります。

ソムリエ試験 模擬問題を難易度別に紹介

ここからは、実際のソムリエ試験と似た形式で、模擬問題と回答・解き方のポイントを、アッカワインスクールのテキスト画面を使用しながら紹介します。実際の試験の雰囲気を掴んでみてください。

難易度1:よく出題される問題は、確実に正解したい

・解き方のポイント
I.G.P.=EUのワイン法における格付けの問題は頻出です上記のアッカワインスクールのテキストで赤字で書かれている「1963年」という年号と「85%」という数字は過去の試験でよく出ています。問題文では「イタリアで」とありますが、I.G.P.に関してはEUと基準は変わらない、ということと合わせて覚えておきましょう。

難易度2:頻出分野を勉強していれば答えられる

・解き方のポイント
イタリアのポピュラーな蒸留酒、グラッパの名産地であるバッサーノ・デル・グラッパ(グラッパの麓)の問題です。ある程度勉強していれば正解しやすいといえるでしょう。アッカワインスクールのテキストでは「ヴェネト州」という項目の中で、地名と銘柄、お酒の特徴などを合わせて覚えられるようにしています。

難易度3:頻出分野の中の細かいポイントが出題されることも

・解き方のポイント
イタリアワインの最上級等級となるD.O.C.G.について、銘柄やブドウ品種など全体の情報をよく知らないと難しい問題です。「Gaviに使用されるのはコルテーゼ」と覚えていても、割合までは自信がない方が多いのではないでしょうか。上記のテキストで品種が明記してあり割合の記載がないものはすべて「100%使用」です。

D.O.C.Gに関しては、2023年ワイン教本に新たに加わった部分があります。内容が変更・追加された分野は出題されやすいので、重点的に覚えるとよいでしょう。

難易度4:難しい問題は消去法も活用

・解き方のポイント:
イタリアワインのブドウ品種に関する問題です。ヴァッレ・ダオスタ州のワインは生産量や輸出量が少ないため「勉強しきれていなくて正解がわからない」という方が多いと予想されます。しかし正解以外の選択肢であるDolcetto、Barbera、Brachettoはいずれもメジャーなピエモンテ州のブドウ品種です。「この3つが正解ではない」と気づければ、消去法で正解を導き出せます。

難易度5:現場での使用頻度も少ない知識を問う、超難問

・解き方のポイント
現役ソムリエでも難しい超難問です。ソムリエ教本を隅々まで読んで暗記していないと答えられないですし、ソムリエの仕事現場においても使用頻度が低い内容といえるでしょう。例年、ソムリエ資格の一次試験にはこういった難問がいくつか出題されますが、このレベルの問題が解けなくても合格ラインはクリアできるので、思い切って諦めても大丈夫です

ソムリエ試験、一次試験対策のポイント

合格点は7割ほど。「確実に点を取れるところを押さえる」勉強を

試験の問題は必ずソムリエ教本から出題されますが、全ての内容を覚えるのは無理があります。重要なポイントをしっかり押さえ、合格点となる6割〜7割を確実にクリアする試験対策がおすすめです。

アッカワインスクールのテキストでは、主に上記の模擬問題で難易度1〜3程度の内容を扱っていますが、確実に勉強すれば合格点を超えられます特に頻出のポイントはテキスト内で赤字で表示し、さまざまな問題に対応できるよう工夫しています。

最近、変更された内容は出題頻度が上がるので要チェック

難易度3の問題のように、ソムリエ教本に追加・変更があった部分は出題されやすい傾向があるので、難易度が高いと感じる部分もしっかり押さえましょう。最新の動向や去年の試験結果を分析し学習内容に反映しているスクールやテキストを活用できると、効率的に勉強できます。

実際の試験と同じように模擬問題に挑戦する

ある程度学習が進んだら、本番と同じ出題範囲・時間で模擬問題を解きましょう。自分の現在地を把握できますし、出題形式や問題文の雰囲気に慣れ、時間配分もしやすくなるので試験本番への自信につながります。たくさんの模擬問題が用意されていたり、間違えたところを抽出して復習できるワインスクールがおすすめです。

知識を繋ぎ合わせて、興味とモチベーションを高める

ソムリエ資格試験対策では、学習するポイントを絞っても覚えることが多いので負担を感じることもあるかもしれません。しかし、試験対策で得られる知識は資格取得後、実際にソムリエとして働くために大切なことも含まれています。すべてを丸暗記するのではなく、点と点を繋げて線にできるとより面白く学べ、試験の回答時にも応用的に考えられます。

アッカワインスクールの教材では、まとめ講義として「地理と気候・ブドウの特徴の関連」など教材とは違った切り口で、より実践的な内容を楽しく学習できるコンテンツを用意しています。まとめ講義はペースメーカーにもなり、受講することで全体の学習計画を立てやすくなります。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。