株式会社アッカ

Author name: hayashi

ワインスクール教科書改訂

毎年3月に日本ソムリエ協会より、新しいソムリエ教本がリリースされます。

アッカワインスクールでは、その新しい教本を元に、その年のワインスクール用の教科書、資料を作成していきます。

しかし、2024年度は、とても大きな変更することにしました。

地図、画像を全面的に差し替えました。そして、地図では、フランス語やイタリア語などの原語よりも、できる限りカタカナで地名を記載しました。

 

ソムリエ、ワインエキスパートを学習する方がまずつまづくのが、フランス語やイタリア語などの地名、呼称の読み方です。

ワインを指導する立場から考えると、原語はとても重要です。原産地呼称などでは特に原語が重要です。

ただ学習する立場から考えると、読めないことで、勉強のペースが大幅に落ちてしまうことがあります。

そこで、アッカワインスクールの教科書では地図はカタカナ中心に作成することにしました。

これにより、受講生の皆様の学習効率が上がることを図っております。

もちろん、原語も重要なので、どちらもバランスよく学習できるようサポートさせて頂きます。

 

3月のソムリエ教本リリースから、2024年のアッカワインスクール教科書の作成が始まってきます。

アッカワインスクールの開講も迫ってまいりました。

一緒に合格できることを楽しみにしております。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

アッカワインスクール動画サンプル公開

 

Youtubeに動画のサンプル(イタリア概論、9分弱)を掲載しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

https://youtu.be/CWMumOxCQ_0

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

Masi メーカーズディナー 開催

2023年2月19日恵比寿アッカにて、MASIメーカーズディナーを開催させていただきました。

 

 

アッカワインスクールの現受講生の方、卒業生の方、恵比寿アッカのお客様を中心にお集まりいただき、有難いことに満席での開催でした。

 

 

 

ご参加いただいた皆様、ご協力いただいたMASI、日欧商事の皆様、有難うございました。

我々としてはもちろん改善点はあるのですが、素晴らしい皆様に囲まれ、とてもやり甲斐のあるメーカーズディナーでした。
終了後に撮影したMASI、JET、アッカ写真に、その充実感が溢れてます。結局自分たちが楽しんでいるんですよね。

 

 

 

ご解説いただいたマルコさんには、昨年のイタリア研修時にお世話になりました。そのため、今回はマルコを喜ばせたいという思いもありました。
お客様の熱はマルコさんに伝わったのではないかと思います。

会は予定通り21:00くらいに最後の料理を出しました。しかし、その後、お客様がマルコさんと話すため順番待ち状態に。
お話や写真撮影、ボトルにサインなど結局お帰りは22:30をまわっていました。

 

 

マルコさんに熱は伝わったかと思うのですが、来日初日からハードスケジュールにしてしまい、この後の旅の健康を祈るばかりです。マルコさん、日欧商事の皆様、大変遅くまでありがとうございました。

そして、何よりお集まりいただいた皆様に感謝です。生憎の天候の中、皆様、しかも時間通りにお集まり頂きました。
そして、会の最中も、ワインラヴァーの優しさに助けられました。バタバタしてしまった場面でもワインを飲んでお待ちいただけるという。
有難うございました。

会の最後にお話しさせて頂きましたが、私は名誉なことにイタリアワイン大使に任命していただき、イタリアワインを日本で広げていく使命があります。
ご参加いただいたお客様も、MASI大使として周りの方に広げてくれることを誓ってくれたかと思います。 こちらもよろしくお願いします。

ご参加いただいた皆様、MASI、マルコさん、日欧商事の皆様、本当に有難うございました。

ワインスクールの受講生、卒業生の皆様には、資格の取得のみならず、今後も知識の実践をしていただくようなイベントを今後も開催していきたく思います。

アッカのお客様にも、通常のディナーのみならず、またこのような会でお会いできることを楽しみにしています。

引き続きよろしくお願い致します。

  

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

アッカワインスクール講師紹介

アッカワインスクール講師の林憲二を紹介します。

プロフィール

1977年、東京都⽣まれ。⼤学院修⼠課程修了後、シンクタンクに3年間勤務。グローバルダイニング、レインズインターナショナルを経て独⽴。
2009年、⻄荻窪に「vegebar acca」をオープン。以降、高円寺・中野・神楽坂・恵⽐寿と東京都内に店舗を展開する(vegebar accaは中野に移転)。
開業以来、従業員にソムリエ取得指導を行なってきており、その経験を生かし、2022年、アッカワインスクールを開講する。

保有資格
日本ソムリエ協会 ソムリエ
日本ソムリエ協会 ソムリエ・エクセレンス
A.S.I. Sommelier Diploma(国際ソムリエ)
日本ソムリエ協会 Sake Diploma
NPO法人チーズプロフェッショナル協会
チーズプロフェッショナル

コンクール実績
イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール
2018 セミファイナリスト
2019 準優勝
2022 優勝
全日本最優秀ソムリエコンクール
2020 クォーターファイナリスト

 

方向転換、そして開業まで

⼤学院では数学を専攻し、研究者を⽬指していました。しかし、修⼠課程の2年間で研究者として⾷べていくことの難しさを痛感します。
それでは何をしようかと考えたときに、研究者の次に興味を引かれたのが経営者でした。
どんな事業を⼿がけるのか、どのような経営者を⽬指すのか。
詳細な計画はなかったものの、漠然と「いつか⾃分の飲⾷店を持ちたい」という気持ちがありました。
⼤学院卒業後はシンクタンクに就職しましたが、「⾃分の飲⾷店を持ちたい」という思いが⽇に⽇に強くなり、それなら飲⾷業界に⾶び込んでしまおうと決意。
グローバルダイニングでワインやイタリア料理について学び、レインズインターナショナルでは店⻑やスーパーバイザーを経験しました。
修⾏期間は4年ほどでしたが、広く飲⾷店の経営に触れることができました。

 

2009年、念願の1号店である「vegebar acca」を⻄荻窪にオープン。
その年に飲食経験が5年を超え、受験資格を得たので、ソムリエを受験。
開業などでバタバタし、学習開始時期は遅かったのですが、効率よく学習することができ、無事合格。これがきっかけで、私のワインライフが本当の意味でスタートします。
このソムリエ取得というのが、人生においてとても大きかったです。これがなかったらと思うと、恐ろしいです。
その後、⾼円寺アッカ、中野アッカ、神楽坂アッカ、恵⽐寿アッカをオープンし(「vegebar acca」は中野アッカに移転)、信頼できるスタッフに⽀えられながら今⽇まで飲食店営業を続けることができています。

 

コンクール、資格への挑戦

2017年の神楽坂アッカのオープン直前に出場した、イタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールJET CUP。予選を通過し、ベスト20に入ることができました

その年には、ソムリエ・エクセレンス(旧シニアソムリエ)とSake Diploma(第1回)の試験もあり、神楽坂アッカの開業と合わせ、人生で最も忙しい時期の1つでもありました。
ソムリエ・エクセレンス、Sake Diplomaは合格し、JET CUPは二次予選で敗退。

さらに年明けすぐには、A.S.I.ソムリエ・ディプロマ(国際ソムリエ)の試験も受けることにし、短期間の学習を効率よく行なう事ができ、合格することができました。

この2017年の秋から2018年の春にかけての時期の経験は、私にとってとても大きく、自身の試験における強み、試験勉強のスキルなどを築くことができました。
そして、この時、自分の強みを生かし、将来はワインスクールも設立すると心に決めました
その後、スタッフへのソムリエ試験の指導もさらに力を入れるようになりました。

アッカワインスクール開講

2020年の新型コロナ。

これにより、将来の計画に大幅な変更を加えざるを得ませんでした。
当初、あと2店舗飲食店を展開したのちに、ワインスクールを開講しようと思っていました。
しかし、新型コロナは今後の飲食店経営が不安になるような事態で、開店のタイミングを延期せざるを得ませんでした。
そのため、予定を前倒しし、ワインスクールをオンラインで始めることを決意しました

コロナで、飲食店営業を充分にできない時期に、ワインスクールの準備を一気に進めました。
2022年に無事、ソムリエ・ワインエキスパート資格を目指すオンラインワインスクール アッカワインスクールを開講することができました。人生で最も忙しい、もう一つの時期でした。

弊社の従業員も学習を継続し、順調に合格しております。

2021年JSAソムリエ試験に社員3名合格。
    アルバイト2名合格。
2022年JSAソムリエ試験に社員2名合格。
2023年JSAソムリエ試験に社員1名合格。

2023年12月時点、社員10人全員がJSAソムリエ保有しております。

なお、アッカワインスクール開講の2022年。第14回イタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールJET CUPにて優勝を果たせました。2020年、2021年と新型コロナのため開催されず、3年ぶりの開催でした。

ワインスクール開講というとても忙しい年で、コンクールの準備にかけられる時間は少なかったです。しかし、アッカワインスクールの学習法と同じく、スキマ時間を使い、効率的に準備、勉強、練習し、優勝することができました。アッカワインスクールで勝ち取った優勝といっても過言ではない。かもしれませんw

皆さまにお伝えしたいこと

ワインを取り扱う飲食店では、今やソムリエは必須の資格といっても過言ではないと思います。

しかし、ワイン、ソムリエ資格との出会いは、自身が飲食店で働かなくなったとしても、将来に渡り、とても役になってくれるものと確信しております。

今後長きに渡って、人生を豊かにしてくれるであろうワイン

そのワインを飲むときに、少しの知識があるかどうかで、楽しみの広がりが変わるかと思います。

ソムリエ、ワインエキスパートの資格はその第一歩です。

これらの資格を取得し、人生を豊かにしませんか?

難易度が増しつつある、ソムリエ、ワインエキスパート。

アッカワインスクールで資格取得していただいたり、

アッカ各店舗でワインや料理を楽しんでいただいたり、

皆様に少しでも幸せを届けたい

これが私がアッカでやってきたいことです。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ・ワインエキスパート一次試験に合格するには?出題の傾向と勉強方法を解説

ソムリエ・ワインエキスパート資格を目指す方にとって、最初に乗り越えるべき関門が第一次試験です。第一次試験は、その出題方式や内容から「最大の難関」ともいわれています。本記事では、第一次試験の実施内容について詳しくお伝えするとともに、合格を目指すために効果的な勉強方法のポイントをご紹介します。

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験とは

日本でソムリエ資格試験を行っているのは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟(ANSA)の2つの民間団体です。本記事では、より歴史が古く認知度が高い、日本ソムリエ協会(J.S.A.)の試験についてお伝えします。 日本ソムリエ協会(J.S.A.)の認定資格には、ソムリエのほかに「ワインエキスパート」があります。ソムリエは、飲食店などにおける実務経験が3年以上の方が対象ですが、ワインエキスパートは満20歳以上の方であれば誰でも受験できます。ソムリエとして働き始めたばかりの方や、一般のワイン愛好家の方などにおすすめです。 ソムリエの試験との違いは、第三次試験の「論述・サービス実技」がない点です。試験内容はほぼソムリエと共通であり、ソムリエ同等の資格として認められています。

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
  • ワインエキスパート…国籍、職種・経験不問

■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日(ソムリエ・ワインエキスパートは同日実施)

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉
 CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
 ①〈ソムリエ〉テイスティング試験(40分)

  〈ワインエキスパート〉テイスティング試験(50分)

 ②〈ソムリエのみ〉論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
 〈ソムリエのみ〉サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

最大の難関!第一次試験とはどんな試験?

第一次から第三次まであるソムリエ資格試験のなかでも、最大の難関といわれるのが第一次試験です。その理由は、出題内容と試験方式にあります。

第一次試験の内容は、日本ソムリエ協会(J.S.A.)が発行する『日本ソムリエ協会教本』の内容から出題されます。CBTという、受験者がパソコン上で解答し進めていく方式で受験します。 CBT方式になったことにより、800ページ以上もある『日本ソムリエ協会教本』の膨大な情報のなかから、ランダムに出題がされるようになりました。そのためCBT方式では出題傾向をつかむことが難しく、『日本ソムリエ協会教本』に記載されているすべての内容を習得しておくことが求められます。 第一次試験の合格ラインは公開されておらず、その年によっても異なりますが、65〜70%くらいの正答率が必要だといわれています。第一次試験の合格率は例年約50%であり、受験者の半数が第一次試験で振り落とされていると考えられます。

第一次試験では、どのような出題がされるのか

第一次試験は、800ページを超える『日本ソムリエ協会教本』の内容からランダムに出題されます。『日本ソムリエ協会教本』は、辞書や辞典のように構成されています。さまざまな地域や国の気候、ワインの特性や歴史が記載されており、各国から最低1問は出題されることが多いです。どの国から何問出題されるかは実施年ごとに変動しますが、ワインの本場であるフランスやイタリアに関する出題はやや多い傾向があります。

近年、ワインの生産地域やその特性は多様化しています。思いもよらないような細かな内容が出題されることもあります。

また、CBT方式で実施されるため、その出題傾向を把握することはとても困難です。3000問以上の問題のデータベースから、その試験ごとにランダムに選ばれた問題が出題されているとも言われています。国ごとの問題数がある程度決まっていたとしても、出題内容に偏りがある場合もあれば、分散する場合もあります。メインの内容とは思えないような細かな内容が多く出題されることもあります。

例えば…

・貝殻石灰岩からなる、ルクセンブルクの北部に多く見られる土壌は?
・ギリシャ北西部でイオニア海に面している地方は?
・クロアチアの、首都ザブレグ、ザブレグ農業経済産業大学がある産地は?

ワインの味や香り、製法などに留まらず、地理的な内容や、各国の地名を問われる内容なども出題されます。第一次試験にはかなり幅広い知識が必要となることを実感いただけるのではないでしょうか。

第一次試験を突破するための、勉強方法のポイント3つ

ソムリエ資格取得を目指して、忙しい本業と勉強とをうまく両立させるには、どのように学習を進めたら良いのでしょうか。勉強方法のポイントを3つご紹介します。

ポイント① 時間がある時期からスタートし、計画的に勉強する

第一次試験で出題される膨大な内容を習得するには、落ち着いて勉強するためのまとまった時間が必要です。第一次試験は例年7〜8月に実施されます。合格に必要な勉強期間は人によってさまざまですが、最低でも3〜4か月(時間にすると100〜400時間)が必要だといわれています。第一次試験までの予定を考えたとき、年末年始や、春から夏にかけて繁忙期を迎える方も多いのではないでしょうか。どの時期であれば勉強時間を設けやすいのか、あらかじめ見通しを持っておくことがポイントです。

例えば、「秋から冬にかけて時間が取りやすい」「この時期には休みが取りやすい」など時期によって時間が確保しやすい予定がわかっている場合は、その予定に合わせて勉強をスタートすることをおすすめします。時間を有効に使い、計画的に勉強を進めましょう。

ポイント② 自分のペースで学習できるオンラインスクールなどを活用する

ソムリエ資格の第一次試験は、『日本ソムリエ協会教本』の内容から出題されます。この教本の内容をすべて頭に入れる必要があるわけですが、800ページに渡る膨大な内容を独学で身につけることはかなり困難な道のりです。

また、『日本ソムリエ協会教本』は辞書や辞典のような構成になっており、細かな内容がぎっしりと盛り込まれています。教本は、学習するときよりも、わからないことを調べるときに利用するほうが適しているかもしれません。学習のためには、教本の他に、わかりやすく編集されたテキストを活用することをおすすめします。

各種オンラインスクールなどでは独自のテキストが用意されていることが多く、動画解説などでポイントをわかりやすく学べるものがあります。ご自身に合ったスクールやテキストを探し、楽しく勉強できる環境をつくることも、合格への近道かもしれません。

ポイント③ 練習問題にくり返し取り組み、実践的に学ぶ

教本やテキストを読んだり、スクールで講義を受けたりすることも重要ですが、それだけでは受け身の学習になりがちです。より理解を深めるためには、自分で考えながら学習を進める方法も取り入れる必要があります。

自分で考える学習をするために効果的なのが、練習問題や模擬試験に取り組むことです。問題に取り組むことで、「テキストのあのあたりに書いてあったな」「この内容とこの内容は関連しているから…」などと、さまざまな思考をめぐらせながら習得していくことができます。また、模擬試験の結果を分析することで、自分の理解度を知ることもできます。わからなかったところをテキストに戻って復習すれば、しっかりと知識を定着させることができるはずです。

練習問題や模擬試験を学習に取り入れるときのポイントは、何度もくり返して取り組むことです。ソムリエ第一次試験はCBT方式のため、3000問以上の問題のなかからランダムに出題されていると言われます。そのため出題の傾向をつかむことは難しく、細かい内容まで網羅的に理解しておく必要があります。多くの問題に、何度もくり返して問題に取り組むことで、幅広い出題内容に触れることができます。すべての問題に正解することを目指して学習すれば、合格の可能性も高くなっていくことでしょう。

練習問題や模擬試験に取り組むことで、実際の試験に近いかたちで学ぶことができます。CBT方式の試験に慣れておけば、当日も戸惑うことなくスムーズに受験することができ、学習の成果を十分に発揮できます。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

J.S.A.呼称資格ソムリエとは?難易度が増した試験を合格するには?

ワインの専門家として世間からの認知度も高いソムリエの資格は、飲食店での活躍の幅が広がるため、人気の高い資格です。洋食やワインバー以外でもワインを取り扱うことが多くなった昨今、より必要性が増している資格です。本記事では、ソムリエ資格を取得するメリットや、難易度があがりつつあるソムリエ試験(2023年合格率17.7%)の対策方法を比較してお伝えします。

ソムリエとは?

J.S.A.呼称資格ソムリエとは、ワインの専門家を認定するもの

ソムリエはワインの専門家として、レストランなどでのお客様の接客からワインの仕入れ、取り扱いなど幅広い仕事を担当します。そのためにふさわしい知識や技術を持っている人を認定するのがソムリエ資格です。日本においては日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟の2つの民間団体が認定試験を実施していますが、本記事では主に、より認知度が高い日本ソムリエ協会のソムリエ資格について説明します。

ソムリエ資格を取得することが、お店や人材の信頼につながる

ソムリエ資格は世間での認知度が高く、飲食業界での信頼性も高いものです。お店にソムリエがいると「料理やお客様の好みに合わせたワインを提案する」「ワインを最適な状態で提供できる管理・サービスを行う」などができる店舗として、サービスや信頼度の向上、ブランディングに有効です。

ソムリエ資格を有していなくてもワインに詳しい方は沢山います。ただ、ソムリエ資格を有していると、必ず最低限の知識を有していることが保証されます。お客様としても安心することができます。

以前は洋食、ワインバーにおいて必要な資格でした。しかし、現在は様々な飲食店でワインを取り扱うようになりました。そして、ワインの売上というのがとても重要になってきております。その際に、ソムリエが店にいるかどうかで大きな違いが生まれます。取扱いワインの価格も大きく変えることもでき、売上も大きく変わります。

個々の人材としてもスキルアップできるので、より自信のある接客やサービスの改善提案ができるほか、ソムリエ資格が必須となる一流レストランなどへの転職にもつながります。

多岐にわたる専門知識や技術を問われるソムリエ試験

ソムリエ試験は3次試験まであり、世界各国のワインの知識や、製造・管理に関する問題が出題される筆記試験(CBT)、テイスティング、実技、論述試験と非常に幅広い内容となっています。多くの知識や実践的な技術を試験で試され、認定されるからこそワインの専門家として高い信頼を得られるのです。

受験にあたっては酒類に関する3年間の実務経験が必須ですが、それに加えて試験対策が欠かせません。勉強時間は200時間〜300時間程度といわれています。日本ソムリエ協会(J.S.A.)が実施する試験は年に1度だけですから、しっかり計画を立てて試験勉強に取り組みましょう。

ソムリエ資格試験の概要

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方

■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
①テイスティング試験(40分)
②論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

ソムリエ資格試験、対策方法の比較

ソムリエは年間で2000人以上が受験する人気資格で、試験対策のスクールや教材もさまざまな選択肢があります。合格率は30%〜40%程度のことが多いのですが、2023年は難易度が増し、合格率17.7%でした。難しい試験になりつつあり、独学での合格はより難しいものとなってきております。以前までほとんど通過できるものであった3次試験も、2023年は不合格者も多く、通過にはしっかりと対策を学習することが必要です。それぞれの対策方法の特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

方法① オンラインスクールで学ぶ

最近注目を集めているのがオンラインスクールです。WEB教材などを利用して自分のペースで学習を進め、チャットやメールなどでサポートを受けられる、という形式のスクールが一般的です。講座1コマ単位の区切りに合わせて進められるので、通常の独学と比較すると学習計画を立てやすくなっています。

オンラインスクールとひとことでいってもカリキュラムはさまざまで、異なる強みがあるため申し込み前にしっかり確認しましょう。たとえば、下記のようなスクールがあります。

  • 長年の実績がある、通学型のワインスクールが運営するオンラインスクール
  • 通学と同じようなライブ感を重視し、生配信の授業に特化
  • 少人数制でアットホーム、卒業生同士の繫がりを重視している
  • レストランやバーのオーナーソムリエが運営、聞きたいことがあれば店舗で相談できる
  • 10分程度の短い動画で構成され、隙間時間に学習できるカリキュラム

オンラインの特徴を活かした動画コンテンツが活用されていると、理解が早く、効率よく学習を進められるでしょう。一方で、テキスト教材もあったほうが、隙間時間に学習を進めるのには便利です。1次試験対策では多くの問題に取り組むことが大切なので、模擬試験の出題数や、実践的な内容となる2次試験・3次試験の対策としてどのような内容が用意されているかもチェックすべきポイントです。

■オンライン開講のワインスクール

 アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス井上塾
(オンライン)
講座開始月随時開始可能2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年3月1日2023年3月14日
受講期間約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数602020182115
一講座あたりの時間10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分2時間30分3時間2時間1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
×
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

方法② 通学型のスクールに通う

通学型のワインスクールは、集中して学習ができることが最大のメリットです。講師から直接学べるので内容を理解しやすく、疑問点もすぐに解消できます。ソムリエを目指す仲間が集まるのでよい刺激にもなり、モチベーションの向上や人脈づくりをしやすい環境です。「しっかり集中して勉強したい」という方におすすめの方法といえるでしょう。

一方で、時間や場所が合わないと通えず、通学にも時間がかかるのでスケジュールの調整がしにくいことも。また、大人数が集まるスクールでは講師とのコミュニケーションが取りづらい場合もあるようです。費用面がほかの対策方法と比較すると高額になる傾向があるので、継続して通えるかどうか慎重に検討する必要があります。

■通学開講のワインスクール

 アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年2月22日~
順次
受講期間約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数20201815
一講座あたりの時間2時間30分2時間30分3時間2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア東京・大阪・
名古屋
東京東京東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜

方法③ 教材を利用して独学で学ぶ

教材などを利用して独学でソムリエ試験を受験することも、もちろん可能です。独学の場合、自分のペースで学習を進めることができ、費用も安く比較的手軽に取り組めるということがメリットです。仕事が忙しくスクールに通うのが難しい方や、すでにある程度知識があって知識が不足している部分を中心に学びたい方におすすめの方法といえるでしょう。

しかし、長期間の学習を継続するための自己管理が大切になるので、苦手な方の場合、計画通り学習が進まない可能性もあります。「日本ソムリエ協会教本を見てみたら、数百ページもあって大変だった」という声も。この本は辞書のような構成で調べ物には向いていますが、効率的な学習のためには別途テキストも必要です。どの教材を使って、どう学習するかも自力で考えたり調べたりする必要があるので、つまずいた場合は時間や手間がかかってしまう可能性があります。

さらには、昨今の合格率の低下、難易度が上がっていることを考えると、以前より独学での合格は難しくなってきています。

オンラインスクールは、従来の試験対策方法の良いとこどり

特に最近は、ソムリエ試験対策のためのワインスクールが増えています。スケジュール調整や学習計画の立てやすさ、わかりやすく効率的な学習方法など、カリキュラムやシステムが工夫されており、従来からある通学型のスクールと教材などの良いところを合わせた学習方法です。教材の内容や教え方、費用などを比較して、自分に合っているかを調べて選ぶことが大切です。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験、第三次試験に必要なカリキュラムもご用意しています。ご希望の方には4回の対面式テイスティングもつけたハイブリッド型もご用意しております。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

J.S.A.呼称資格ワインエキスパートとは?難易度が増した試験を合格するには?

ワインの専門家を名乗る資格には、ソムリエの他に、ワインエキスパートがあります。実務経験がない方でも受験できることから、ワイン愛好家や将来ソムリエを目指す方が挑戦できる資格です。ソムリエとは呼称が異なりますが、ワインエキスパートもソムリエと同等の知識、テイスティング力を持つ資格です。ワインエキスパートがどんな資格なのか、難しくなった試験を合格するためのワインスクール選びのポイントをお伝えします。

ワインエキスパートとは

ワインエキスパート資格は、日本ソムリエ協会(J.S.A.)の認定資格の一つであり、ワインに関する高度な知識や技能を有することを証明する資格です。

ソムリエもまたワインの専門家の資格ですが、ワインエキスパートとの違いは実務経験の有無です。ソムリエは飲食店などで実務経験が3年以上の方が受験資格対象となりますが、ワインエキスパートは満20歳以上の方であれば誰でも受験できます。一般のワイン愛好家の方や飲食店などのワイン取り扱い店舗で働き始めたばかりの方におすすめです。

最も重要なことは、専門的な知識がつくことで、その後のワインライフがとても豊かなものとなることです。

ワインはただのアルコール飲料ではなく、将来長い間つきあっていくことができる素晴らしい趣味になり得るものです。ワインエキスパートの知識を持つことにより、将来のワインライフに奥行きができ、より深く、楽しむことができるようになります。

専門知識が身につくことで、家族や友人への贈り物にふさわしいワイン選びができるようになります。飲食店での食事の際のワイン選びを楽しめるようになります。ワイン産地に行き、生産者とコミュニケーションを楽しめるようになります。海外旅行、国内旅行の楽しみも増えます。

このように、日常がより豊かになるのはワインエキスパート資格の大きなメリットといえるでしょう。

また、ワインエキスパートは名前のとおり、ワインの専門家を名乗る資格です。資格を所持することは豊富なワインの専門知識を持っていることであり、ワインを通じた活動の幅が広がります。

将来的にソムリエを目指すなど、ワインに関わるキャリアを検討している方は履歴書や面談でアピールできます。ブログやSNSでワイン情報を発信する際も、専門的知識を生かして有益な情報を発信することができるでしょう。

このようにワインエキスパート資格を持つことで、専門知識を生かしてさまざまな活躍の機会を得ることができます。

ワインエキスパート資格試験概要

■受験資格

満20歳以上

ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。
開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
ワインエキスパート…国籍、職種・経験不問

■受付期間・出願

2024年3月1日(水)10:00 〜7月12日(金)17:59まで
Web出願(書類出願は協会に要問合せ)

■試験日(ソムリエ・ワインエキスパートは同日実施)

[第一次試験]2024年7月20日(土)〜8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)

■試験内容

[第一次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題
[第二次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉テイスティング試験(50分)

合格を目指すためのワインスクールの選び方

ワインエキスパート資格試験の合格率は、30%〜40%程度。合格者は2~3名に一人の割合となっており、決して易しいとはいえません。そして、ここ最近、難易度が増してきており、出題形式にも変化が見られます。2023年のソムリエの合格率は17.7%と急落し、今後ワインエキスパートも含め、難易度が高くなる可能性は充分あります。独学でも試験を受けることは可能ですが、より確実に、そして専門知識をしっかり定着させて合格するためには、ワインスクールに通って学ぶことをおすすめします。数あるスクールの中から、自分にあったスクールを選ぶポイントを紹介します。

講義内容や講師を確認する

全国で開催されているワインスクールには、それぞれの強みを生かしたカリキュラムが組まれています。日常的にワインを楽しみたい方に向けた趣味や教養のためのコースがあったり、ソムリエ・ワインエキスパート資格取得に特化していたりと、講義の内容もさまざまです。特色を比較して、自分が求めている目標により近づけるスクールを選びましょう。

特に資格取得を目指す場合には、合格を目指すために最適なスクールを見つけたいものです。試験に特化した講義内容はどのような内容になっているのか、教材の種類はどのようなものかも踏まえて比較しましょう。

担当の講師や講義内容からどんなことを学べるのかを比較し、日常では出会うことのないベテランソムリエから学べるのも、ワインスクールならではの魅力です。ワインスクールによっては、講師と直接コミュニケーションがとれるので、試験のアドバイスだけでなく資格取得後の活かし方なども相談できるかもしれません。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
オリジナル教科書
模擬試験
練習問題
チャット/メール
サポート

自分のライフスタイルにあわせて受講できるか検討する

ワインスクールによって、通学・オンラインなどの講義形態や、受講期間、1コマあたりの講義時間はさまざまです。自分の生活リズムを崩すことなく、無理なく学習ができるスクールを探しましょう。

▼「通学」はこんな人におすすめ
  • 合格のためにしっかり時間を確保して取り組みたい
  • 対面授業で集中して学習したい
  • 仲間づくりも兼ねてワインスクールを活用したい
■通学開講のスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月 2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年2月22日~
順次
受講期間 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 20 20 18 15
一講座あたりの時間 2時間30分 2時間30分 3時間 2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア 東京・大阪・
名古屋
東京 東京 東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜
▼「オンライン」はこんな人におすすめ
  • 仕事や家事育児などで通学するのが難しい
  • スキマ時間にコツコツ学習したい
  • 周りを気にせず自分のペースで学習したい

■オンライン開講のスクール

 アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス井上塾
(オンライン)
講座開始月一年中いつでも
開始可能
2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年3月1日2023年3月14日
受講期間約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数602020182115
一講座あたりの時間10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分2時間30分3時間2時間1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
×
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

スクールの料金予算を比較する

ワインスクールによって、入会金の有無や受講料の金額はさまざまです。以下の表を比較すると、70,000〜165,000円で金額が分かれています。

全体の金額を比較するだけでなく、講義内容やサポート内容とのバランスを考慮し、自分が納得できる予算を設定しましょう。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥2,300 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥70,000 ¥146,300 ¥139,700 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
合計 ¥70,000 ¥151,800 ¥149,500 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
一講座あたりの費用 ¥1,167 ¥7,590 ¥7,375 ¥9,167 ¥3,952 ¥3,080 ¥6,160

類似問題・模擬試験にどれくらい取り組めるか確認する

ワインエキスパート資格試験の第一次試験では、800ページを超える『日本ソムリエ協会教本』の内容からランダムに出題されます。CBT方式(コンピューターを使用した試験方式)のため、その出題傾向をつかむことは困難です。

膨大な出題内容を効率的に学ぶためには、さまざまな類似問題で演習したり、模擬試験に挑戦したりすることがおすすめです。インプットした知識を練習問題や模擬試験でアウトプットすることで、知識が定着してより合格に近づきます。

類似問題や模擬試験は、学習が身についた実感や自信を得られるまで、何度でも取り組むことが望ましいです。たくさんの問題に挑戦できるスクールであれば、苦手な範囲の復習や振り返りなどがしやすいでしょう。

ワイン仲間を作りやすい環境か考慮する

通学の場合、ワインスクールで受講生同士のコミュニケーションを取ることができます。ワインでつながる仲間ができることで、仕事やプライベートが充実することもあるでしょう。

一方で、ワインスクールで知らない方々と集まることに抵抗がある方や、グループのなかに溶け込みづらいという不安を感じる方は、一人で気軽に参加しやすいオンラインのスクールが適しているかもしれません。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。ハイブリッド型もご用意しており、ハイブリッド型をお選びいただくと、4回の対面式のテイスティング講義がつきます。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

講師は2022年にイタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクールで優勝した林憲二が担当させていただきます。オンライン型ワインスクールでありますが、現在、店舗でソムリエとして勤務しているので、店舗でお会いすることもできます。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2023年の合格率17.7%の試験でも合格できました。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

2024年J.S.A.ソムリエ・ワインエキスパート試験日程

2024年のJ.S.A.ソムリエ・ワインエキスパートの受付、試験日程が発表になりましたので、お伝えします。

受付期間:

2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

試験日:

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

 

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

Masi メーカーズディナー 2/19 at 恵比寿アッカ

2/19(月)に、恵比寿アッカにて、アマローネの伝統的ワイナリーMasi を迎えてのディナーを開催することになりました。エキスポート・マネジャーのマルコ・ザウリ氏をお迎えする予定です。

 

2/19  18:30開場、19:00スタート

恵比寿アッカにて

お食事5皿+ワイン5種(Masiのワインを5種の予定)

15,000円(税込)

 

弊社代表の林も昨年夏に訪問させて頂いたワイナリーで、素晴らしい経験をさせていただきました。

マルコ・ザウリ氏には、テイスティングを大きな熱意とともに行っていただき、大変お世話になりました。

そのマルコ・ザウリ氏を迎えてのディナーです。素晴らしい会になるよう、我々も努めさせていただきます。

 

18:30 開場

19:00 スタート

マルコ氏には21:00頃までお付き合いいただく予定で、適宜、皆さまとお話できるようにと考えております。

19:00に間に合わない方は20:00スタートも受け付けております。

 

お申込みは店舗までお電話でご連絡いただければと思います。

恵比寿アッカ 03-6277-3688

担当 林、柴田

 

 

 

年末年始休業のお知らせ

お客様各位

誠に勝手ながら、以下の期間を年末年始休業とさせていただきます。

年末年始休業日:2023年12月31日(日) 〜 2024年1月4日(木)
対象の店舗:中野アッカ、神楽坂アッカ、恵比寿アッカ

年末年始休業日:2023年12月27日(水) 〜 2024年1月5日(金)
対象の店舗:高円寺アッカ

休業期間中もお問い合わせフォームからのお問い合わせは受けておりますが、回答は2023年1月5日以降とさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。3