株式会社アッカ

Author name: hanai

ソムリエ資格試験 三次試験とは?ワインスクール講師による合格ポイントと、本番への心構えを紹介!

ソムリエ資格試験は三次試験があり、ワインの専門家としての実践的な知見やスキルが試されます。難易度は高くないと言われていますが、確実に合格をねらうなら対策は不可欠です。本記事では、ワインスクール講師が伝授する三次試験対策のポイントをお届けします。

ワインの実践スキルも身につく!ソムリエ・ワインエキスパート資格試験三次試験とは

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験とは、ワインの専門家として認定される資格試験です。一次試験では、ワインの品種や生産地、製法、味わい、保存方法などの知識が問われ、二次・三次試験では、ワインのテイスティング能力やサービス技術(ソムリエ試験のみ)なども評価されます。

試験は年に一回のみの開催のため、申込期限を過ぎると次のチャンスは翌年となります。試験の概要についてはこちらの記事をご覧ください。

一次試験・二次試験について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

対象はソムリエのみ。三次試験はどんな試験?

ソムリエ三次試験は論述とサービス実技で、ソムリエのみ実施されます。一次試験、二次試験に合格した人が受験できる最終試験です。論述試験は二次試験と同日に開催されますが、サービス実技試験は別日に行われ、得点の合計で三次試験の合否が決まります。

三次試験①:論述試験

論述試験は例年20分間で3問出題され、横書きのマス目の解答用紙に1問につき200~300文字程度で解答します(文字制限があるものと、ないものがあります)。内容は年度によって異なります。例えば、2021年度は以下の3問が出題されました。(日本ソムリエ協会Webサイトより)

論述問題ではワインの知識だけでなく判断力や応用力が問われます。そのなかでも毎年、料理に関するものが1問出題される傾向にあるようです。ワインの種類に応じて相性のいい料理や食材の知識が試されます。他にもサービス時の事例や社会のトレンドなどに関連する出題もあり、店舗勤務での経験や話題、ニュースに関して自分の考えや意見を求められます。

三次試験②:サービス実技試験

サービス実技試験は、7分間でお客様に見立てた試験官にワインを提供する試験です。オーダー内容の確認から始まり、ワインボトルや備品の配置、ワインの開栓やデキャンタージュ、テイスティング、片付けと、ソムリエがワインを提供する一連の流れをテストします。複数の受験者が同じ部屋で一斉に試験を受けるため、言葉遣いや所作だけでなく、お互いへの配慮などマナーなどもチェックされます。

また、サービス実技では自前の持ち物も必要です。忘れず用意しましょう。

  • ソムリエナイフ
  • リトー(サービス用ナプキン。腕に掛けて携行する布)
  • ユニフォーム(業務時着用のもの、またはそれに準ずるもの)

三次試験は他の試験に比べて不合格になる確率は低いと言われていますが、油断はできません。不合格になってしまうと、次のチャンスは一年後になります。確実に合格できるように、三次試験対策もしっかりしておきましょう。

ソムリエのみの三次試験はどんな試験?

現役ワインスクール講師に三次試験合格のポイントを教えてもらいました。三次試験は実践的な内容が問われるため、知識や技術を定着させる対策が必要です。学習のポイントを確認しましょう。

論述試験対策には、一次試験で学習したことを復習を

論述試験は問題に対して自分の意見や考えを述べる試験です。論述では「なぜそうなのか」にあたる理由や根拠も書かなければならないため、知識が定着していることが欠かせません。一次試験を復習して知識の漏れがないかチェックしましょう。

さらに合格率を上げるためには、出題の傾向をしっかり分析しているワインスクールの教材で学習するのがおすすめです。例えばアッカワインスクールは、これまでの試験傾向を分析して論理的な学習に長けた講座や教材を提供しています。スクールで学んだ内容を自分の考えや意見とあわせてアウトプットすることが、高得点のポイントです。

サービス実技対策には、動画を活用

サービス実技はとにかく練習を重ねることが合格のポイントです。動画教材などで繰り返し流れを確認しながら、自分も同じ動きができるようになれば問題ありません。

ワインの持ち方や運び方、食器の置き方など細かな部分も試験官はチェックするので、正しいやり方を身につけることで合格率は上がります。スマートフォンなどで自分の練習風景を動画撮影し、所作や言葉遣い、姿勢などをセルフチェックして教材や講座のものに近づけていきましょう。また、制限時間が7分と決まっているので、ぜひ時間を計測しながら練習してください。

日本ソムリエ協会のホームページによると、サービス実技は2022年度からトレイの上でサービスを完結させる方針になり、減点の例示も掲載されています。このように公式に出されている試験の情報は網羅しておくべき内容ですので、練習を重ねて徹底しましょう。

三次試験は、とにかくやり切ることが重要

論述試験では文字数を埋めることを意識しましょう。自分の苦手な出題や考えがまとまらない場合も、200~300文字で書き綴ることが大切です。白紙で提出することがないようにしましょう。

サービス実技試験では、試験官からの印象も重要なポイントです。服装は、清潔なユニフォームが望ましいです。汚れやシワなどないものを用意しましょう。試験中はミスをしても諦めずに最後までやりきることが大事です。ミスをしてもミスをカバーする姿を見せることで、挽回できる可能性があります。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ・ワインエキスパート資格取得におすすめ。オンラインワインスクールを徹底比較!

最近、ソムリエやワインエキスパート資格の取得を目指す方に人気のオンラインワインスクール。しかし、ひとことでオンラインワインスクールといっても、授業の形態や特徴はさまざまです。今回の記事では、自分にピッタリ合うオンラインワインスクールを選ぶためのコツをご紹介します。

近年増加中!オンラインワインスクールとは

ソムリエやワインエキスパートは以前から人気の資格で、対策方法としては通学型のワインスクールが一般的でした。しかしこの数年間で、オンラインのワインスクールが増えています。

オンラインスクールは、通学型のワインスクールと比較すると場所や時間を選ばずに学べるメリットがあり、ライブ配信や動画、テキストなどを使用して合格に必要な内容を効率よく勉強できるのが嬉しいポイントです。

基本的にパソコンやスマートフォンを使用して学習しますが、筆記試験である一次試験対策だけではなく、二次試験のテイスティングや、ソムリエの三次試験(サービス実技・論述)対策、個別の学習サポートをオンラインで提供しているスクールもあります。

オンラインワインスクール選び方のポイント

ここからは、オンラインワインスクール選びのポイントを5つ、代表的なオンラインスクールの比較表と共にお伝えします。比較表は2023年3月時点の各スクールの公式サイトを元に制作しています。

システムや模擬問題の数など、カリキュラムを確認

オンラインのワインスクールの形式としては、実際に通学しているかのような雰囲気で学べるライブ配信や、テキストと録画動画をベースに各自で学習を進めるスクールがあります。「通学するほうが集中できる」「自分のペースを大事にしたい」「音声や動画を見づらい環境でも学習したい」など、ご自身の性格や環境に合ったものを選びましょう。

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策の基本は受験申込後に送付される教本といわれますが、独自の教材やテキストが用意されているスクールがおすすめです。合格に必要なポイントがわかりやすく解説されていて、より効率的に学習できます

一次試験対策では、実際の試験の模擬問題を多く解いて理解度を確認することも大切なので、どのような形で模擬問題や小テストが実施されているかもチェックしてみましょう。スマートフォンやタブレットを利用して、いつでもどこでも問題に取り組めると知識が定着しやすくなります

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
スクール形態 いつでも閲覧できる
オンデマンド形式
ライブ配信&録画動
画を試聴可
1週間ごとに
動画を配信
動画を配信。
配信期間は2週間
ライブ配信&
録画試聴可
いつでも閲覧できる
オンデマンド形式
オリジナル教材
模擬問題・
確認テスト
いつでも&繰り返し
学習できる模擬問題
豊富な練習問題。学習
アプリを利用できる
WEB問題集で
模擬テストと宿題を
繰り返す
毎回授業時に小テスト
を実施。毎日10問ずつ
のLINE問題も
問題集アプリで
学習可。復習も可能
授業時に毎回、一問
一答でのテストを実施
特徴 1講座10分~。隙間
時間に学習しやすい
毎回の授業に講義義
とテイスティングの
時間
少人数制、個に向け
た丁寧な指導
少人数制、オンライン
と通学を併用する
大人数での活発な
コミュニケーションを
重視
対面授業と同様の
充実したサポートを
実施

*「ワインプラスカレッジ」は、ソムリエ・ワインエキスパート エクセレンス講座のみオンラインに対応(以下同)

 

講座の長さと回数、期間を確認してスケジュールをイメージしよう

多くのオンラインワインスクールでは受講期間が定められていますが、講座1回の時間の長さや講座の回数も確認して、学習計画をイメージすることが大切です。ひとつの講座が2時間〜3時間で設定されていて、実際の学校の授業のように長時間取り組むスクールもあれば、10分〜という短時間で回数を多く受講するスクールもあります。

自分がいつ・どれくらいの時間勉強できそうか、学習を終えるまでにどれくらいの期間がかかるかを考えてみましょう。「仕事がある日は難しいけれど休日はしっかり勉強できる」「長時間続けて勉強するのは難しいけれど、毎日の通勤時30分くらいは時間が取れる」など、状況によって合うスクールが変わります。

講座自体を受ける時間のほかに、復習や模擬問題を解くのに必要な時間も考えて、余裕を持ったスケジュールで取り組むことが大切です。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
受講期間 約5〜8か月
(受講生が決める)
約5か月 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 60 20 20 18 21 15
1講座あたりの時間 10分程度
(一部30分〜120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間

実技の要素がある、ニ次試験&三次試験対策を確認

二次試験のテイスティングと、ソムリエ資格三次試験のサービス実技の対策講座は、スクールによって通学が必要な場合とオンライン講座の提供がある場合の2通りがあります。特に、時間や住んでいる場所の兼ね合いで通学が難しい方は、オンラインで完結するスクールを選ぶことが大切ですよね。

オンラインでのニ次試験・三次試験対策講座の内容は、テイスティングのポイントを解説したテキストとワインの小瓶を使用して自宅でテイスティングを学べるもの、動画で講師によるサービスの実演やポイントを確認して理解を深める、といった内容があります。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
ニ次試験・ソムリエ
三次試験対策
動画教材と模範
解答で学ぶ。ワインを
小瓶で配送
ライブ配信とワイン
小瓶を使用して学習。
3次試験対策は通学
での実施
解説動画と小瓶の
ワインで学習
講義部分はオンライン、
テイスティングは通学と
いうハイブリッドスタイル
ライブ配信と、配送
される小瓶ワインで学習
テイスティングワイン
の用意はなし。
別途、通学での講座
がある

個別の学習サポートやコミュニティなどがあるか

「自宅で講座を受けて模擬問題を解くだけでは、どうしても理解できない部分がある」「ひとりで勉強を続けていると学習へのモチベーションを保つのが難しい場合がある」などの自宅学習のデメリットを解消するため、チャットでの学習サポートや受講者同士のコミュニティが用意されているオンラインスクールもあります。

オンラインでのサポートをベースとしながらも、スクール運営元の実店舗でアドバイスを受けられたり、交流イベントが用意されているスクールも。大規模なオンラインスクールはイベントの種類が豊富だったり、小規模なスクールは少人数で密な交流ができたりと、スクールごとの個性が出る部分です。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
学習をサポート
するサービス
受講者専用のチャット
サポートを提供。
店舗に来店しての
質問も可
チューターによる
フォロー。クラス会や
中間パーティーも
開催予定
メールでの相談、
WEB相談質問会で
講師や受講生同士
やりとりできる
講師との面談が可能 オンライン講義中に
チャットで質問できる。
交流用のグループ
LINEも
いつでも無料でメール
で質問ができる

内容と価格のバランスをチェックしよう

対面型のスクールと比較すると、費用面でお手頃なのもオンラインスクールの大きなメリットといえます。しかしここまで説明してきた通り、スクールによってカリキュラムやサポートなどは異なるので、内容に対して妥当な価格かどうかを考えましょう

一次試験・二次試験・三次試験で講座が分かれていて価格も別々に表記しているオンラインスクールや、入会金・教科書費などが別途必要となるオンラインスクールもあります。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス
ワインスクール
井上塾
(オンライン)
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥2,300 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥70,000 ¥146,300 ¥139,700 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200
合計 ¥70,000 ¥151,800 ¥147,500 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200

*「井上塾(オンライン)」は、一次試験対策のみ対応。二次・三次対策はオンラインでは対応なし。

オンラインワインスクールは進化中。最新情報と実績を確認

オンラインのワインスクールは、比較的最近増えてきたスクール形式です。新しいスクールが開講したり、従来からあるスクールのカリキュラムにさらなる工夫がされていることもあります。気になるスクールの最新の情報をチェックしてみてください。実績のあるワインスクールでは、最新の合格率も発表されています。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ・ワインエキスパート二次試験とは?ワインスクール講師直伝、合格ポイントを紹介!

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験の最大の難関と言われる一次試験をパスしても、油断はできません。二次試験は座学の知識だけでなく、よりワインの専門家としての知識やスキルが求められるテイスティング試験となっています。本記事では、ワインスクール講師が伝授する二次試験対策のポイントをお届けします。

取得チャンスは年に一度きり。ソムリエ・ワインエキスパート資格試験とは

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験とは、ワインの専門家として認定される資格試験です。主に、ワインの品種や生産地、製法、味わい、保存方法などの知識が問われ、また、ワインのテイスティング能力やサービス技術(ソムリエ試験のみ)なども評価されます。 試験は年に一回のみの開催のため、申込期限を過ぎると次のチャンスは翌年となります。試験の概要についてはこちらの記事をご覧ください。

テイスティングの実践形式!二次試験はどんな試験?

二次試験ではソムリエ・ワインエキスパート共通でテイスティングが行われます。より専門家としての知識や経験が試される実践的な試験内容です。ただし、ソムリエとワインエキスパートでは、問題数と解答時間が異なります。

二次試験では、どのような出題がされるのか

二次試験では選択式の解答用紙が配布され、赤ワイン・白ワイン・その他の酒の3種類それぞれにおいて、その香りや味わいなど各カテゴリーにおいて適切な表現を選択します。収穫年・生産地・主なぶどう品種など、記述式で回答する設問もあります。

■二次試験の解答用紙

■解答用紙のカテゴリー

  • 外観:色や輝きなどグラスに注がれたワインの印象
  • 香り:ワインの香りの第一印象や特徴など
  • 味わい:甘味やアルコールの強さや余韻など
  • 評価/適正温度/グラス:ワインの総合的な評価、適正温度、適したグラスのサイズ
  • 収穫年/生産地/主なぶどう品種:使われているぶどうが収穫された年と生産地や品種

項目によって正答は一つとは限らず、該当するものを選択すれば正解になることもあります。例えば、外観-濃淡においては、「淡い」または「やや濃い」のいずれかを選択すれば正解となる年がありました。

他にも、受験者が選ぶ回答数よりも正解が多い項目もあります。例えば香り-特徴-果実・花・植物において「正解を4つ選びなさい」という指示に対し、正解が7つあった出題の年もありました。この場合、7つのうちの4つを選択できていれば正解と採点されます。

このように、項目によって解答には幅があるため、基本を抑えて的外れなものを選択しなければ合格ラインに達することができるでしょう。

二次試験では、味や色、香りなどに対する表現の知識も問われるため、ただ単に情報を丸暗記すれば合格できるものではありません。実際にワインを飲んで、表現の適否を学ばないと解答できないため、自身の経験が試される試験ともいえます。

また、対象となるワインの種類は年によってバラつきがあり、出題傾向が把握しにくいです。独学で幅広いワインの表現方法を身に付けることは困難かもしれません。テイスティングに対応したワインスクールを受講することで、代表的なワインや、特徴のわかりやすいワインについて学ぶことができます。効率の良い二次試験対策につながることでしょう。

ワインスクール講師直伝!二次試験合格のポイント3つ

二次試験では、座学だけでは習得できないワインの香りや味についての表現が問われます。事前にテイスティングを行い、どの香りや味をどの言葉で表現するのが適切なのか、ていねいに学んでおく必要があるでしょう。二次試験のための勉強方法のポイント3つをご紹介します。

ポイント①:正答率の高い問題は間違えない

カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、シラーズなど、正解率の高い問題は間違えないようにしましょう。二次試験は、多くの受験者が正解することで合格ラインが上がります。そのため、正答率が高い問題で自分だけが間違えてしまうと、不合格になる可能性が高くなってしまいます。メジャーなワインやぶどう品種の知識はしっかり覚えたいものです。

開催年によっては、難易度が高い珍しい品種のワインが出題されることもありますが、その場合は、多くの受験生が解答できない可能性が高いです。もしあなたが得点できなくても、全体への影響は多くない場合もあります。難しいワインよりも、必ず抑えなければならない一般的なワインの解答に注力しましょう。

必ず覚えなければならないワインやぶどう品種は、ワインスクールの講座や教材内で網羅することができます。それぞれの特徴や違いを正確に把握しましょう。

ポイント②:最初は教材を見ながらテイスティング。その後、見ないで答えられる練習も

テイスティングに対応しているワインスクールの場合、テイスティングの教材として、ワインが提供されることが多いです。まずは、スクールの講座や教材の解説を見ながらテイスティングをして、香りや味などの各項目について「どの言葉で表現するのか」を学びます。

合格率を上げるためには、ワインの「系統」を覚えることがおすすめです。系統とは、ワインの種類やカテゴリのようなもので、ワインやぶどう品種のあたりをつける目安になります。対象のワインがどの系統に該当するかを先に判断することで、選択肢を絞り込むことができます。

系統の分け方や呼び方は、ワインスクールごとに異なります。各スクールが過去の出題傾向を分析して出したものであり、それぞれ定義が異なるためです。例えば、アッカワインスクールでは赤と白それぞれ3つの系統に分けられています。

各系統の特徴を講座や教材で理解しながらテイスティングをすることで、知識と体感が結びつき、適切な表現を選択することができるようになります。

スクールから提供されるワインは市販のものよりも少量の瓶に入っていることが多いです。まずは、教材や解説を見ながら半量ほど飲み、情報と体感を紐づけます。残った分は、ヒントとなる情報を見ないでテイスティングします。テイスティングの模擬試験のように学ぶことができ、より理解が深まるでしょう。

ポイント③:スクールが提供するワインで学習する

テイスティングの学習は、スクールから提供されるワインを主に用いるようにしましょう。スクールで選定されたワインは、系統を代表する特徴を持つものが多く、より的確な表現方法を学ぶことができます。

自分で買ったワインを参考程度にテイスティングすることは問題ありませんが、教材として用いる場合には、典型的な特徴を持つものを選ぶことが重要です。

また、ワインが届いたらできるだけ早めにテイスティングの学習を始めましょう。ワインによっては、時間が経つと状態が変化することがあります。本来の味わいとは異なるワインで知識や表現を身につけてしまうと、試験で正しく解答できなくなる場合があります。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格第一次試験の問題を体験!難易度別の問題例と対策のポイントを紹介

ソムリエ試験の最初の関門となる一次試験。4択形式で120問が出題され、6割〜7割正解する必要があります。出題範囲は幅広く現役のソムリエでも正解が難しい問題も。この記事では、ソムリエ試験一次試験の模擬問題や解き方のポイント、試験対策のコツについてアッカワインスクールの教材画面とともにご紹介します。

ソムリエ試験一次試験(CBT)の概要と特徴

ソムリエ資格の一次試験は、テストセンターのパソコンを使用したCBT試験です。試験問題は、受験申込後に日本ソムリエ協会より送付されるソムリエ教本から出題されますが、非常にボリュームが多く幅広い知識を問われます

合格点は年によって異なりますが、6割〜7割ほどです。毎年のように出題される分野の問題もあれば、有資格者のソムリエでも正解するのは難しい問題もあります。試験問題の出題順はランダムです。ジャンルやテーマ、難易度が異なる問題がバラバラに出題されるので問題ごとに頭を切り替え、ペース配分をして取り組む必要があります。

ソムリエ試験 模擬問題を難易度別に紹介

ここからは、実際のソムリエ試験と似た形式で、模擬問題と回答・解き方のポイントを、アッカワインスクールのテキスト画面を使用しながら紹介します。実際の試験の雰囲気を掴んでみてください。

難易度1:よく出題される問題は、確実に正解したい

・解き方のポイント
I.G.P.=EUのワイン法における格付けの問題は頻出です上記のアッカワインスクールのテキストで赤字で書かれている「1963年」という年号と「85%」という数字は過去の試験でよく出ています。問題文では「イタリアで」とありますが、I.G.P.に関してはEUと基準は変わらない、ということと合わせて覚えておきましょう。

難易度2:頻出分野を勉強していれば答えられる

・解き方のポイント
イタリアのポピュラーな蒸留酒、グラッパの名産地であるバッサーノ・デル・グラッパ(グラッパの麓)の問題です。ある程度勉強していれば正解しやすいといえるでしょう。アッカワインスクールのテキストでは「ヴェネト州」という項目の中で、地名と銘柄、お酒の特徴などを合わせて覚えられるようにしています。

難易度3:頻出分野の中の細かいポイントが出題されることも

・解き方のポイント
イタリアワインの最上級等級となるD.O.C.G.について、銘柄やブドウ品種など全体の情報をよく知らないと難しい問題です。「Gaviに使用されるのはコルテーゼ」と覚えていても、割合までは自信がない方が多いのではないでしょうか。上記のテキストで品種が明記してあり割合の記載がないものはすべて「100%使用」です。

D.O.C.Gに関しては、2023年ワイン教本に新たに加わった部分があります。内容が変更・追加された分野は出題されやすいので、重点的に覚えるとよいでしょう。

難易度4:難しい問題は消去法も活用

・解き方のポイント:
イタリアワインのブドウ品種に関する問題です。ヴァッレ・ダオスタ州のワインは生産量や輸出量が少ないため「勉強しきれていなくて正解がわからない」という方が多いと予想されます。しかし正解以外の選択肢であるDolcetto、Barbera、Brachettoはいずれもメジャーなピエモンテ州のブドウ品種です。「この3つが正解ではない」と気づければ、消去法で正解を導き出せます。

難易度5:現場での使用頻度も少ない知識を問う、超難問

・解き方のポイント
現役ソムリエでも難しい超難問です。ソムリエ教本を隅々まで読んで暗記していないと答えられないですし、ソムリエの仕事現場においても使用頻度が低い内容といえるでしょう。例年、ソムリエ資格の一次試験にはこういった難問がいくつか出題されますが、このレベルの問題が解けなくても合格ラインはクリアできるので、思い切って諦めても大丈夫です

ソムリエ試験、一次試験対策のポイント

合格点は7割ほど。「確実に点を取れるところを押さえる」勉強を

試験の問題は必ずソムリエ教本から出題されますが、全ての内容を覚えるのは無理があります。重要なポイントをしっかり押さえ、合格点となる6割〜7割を確実にクリアする試験対策がおすすめです。

アッカワインスクールのテキストでは、主に上記の模擬問題で難易度1〜3程度の内容を扱っていますが、確実に勉強すれば合格点を超えられます特に頻出のポイントはテキスト内で赤字で表示し、さまざまな問題に対応できるよう工夫しています。

最近、変更された内容は出題頻度が上がるので要チェック

難易度3の問題のように、ソムリエ教本に追加・変更があった部分は出題されやすい傾向があるので、難易度が高いと感じる部分もしっかり押さえましょう。最新の動向や去年の試験結果を分析し学習内容に反映しているスクールやテキストを活用できると、効率的に勉強できます。

実際の試験と同じように模擬問題に挑戦する

ある程度学習が進んだら、本番と同じ出題範囲・時間で模擬問題を解きましょう。自分の現在地を把握できますし、出題形式や問題文の雰囲気に慣れ、時間配分もしやすくなるので試験本番への自信につながります。たくさんの模擬問題が用意されていたり、間違えたところを抽出して復習できるワインスクールがおすすめです。

知識を繋ぎ合わせて、興味とモチベーションを高める

ソムリエ資格試験対策では、学習するポイントを絞っても覚えることが多いので負担を感じることもあるかもしれません。しかし、試験対策で得られる知識は資格取得後、実際にソムリエとして働くために大切なことも含まれています。すべてを丸暗記するのではなく、点と点を繋げて線にできるとより面白く学べ、試験の回答時にも応用的に考えられます。

アッカワインスクールの教材では、まとめ講義として「地理と気候・ブドウの特徴の関連」など教材とは違った切り口で、より実践的な内容を楽しく学習できるコンテンツを用意しています。まとめ講義はペースメーカーにもなり、受講することで全体の学習計画を立てやすくなります。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

アッカワインスクールオンライン講座「2023年度 J.S.A. ソムリエ・ワインエキスパート試験講座」をスタート

2023年3月より、アッカワインスクールオンライン講座 「2023年度 J.S.A. ソムリエ・ワインエキスパート試験講座」をスタートします。

講座は1次試験対策だけではなく、2次・3次試験対策もご用意しています。講座詳細、お申し込みは以下のページをご参照ください。

<講座受講をお悩みの方へ>
本年度の受講はまだ間に合います!

3月を過ぎてしまった場合でも、途中受講から合格を目指すことも可能です。何度もわかるまで動画、テキストを視聴・閲覧し、確認テストを繰り返し実施することで知識の定着をさせて、合格を目指します!
お早めにお申し込みください。

ご不明点などございましたら、以下のページのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

<お申し込みはこちらから>
https://school.acca-wine.co.jp/course_personal

ワインエキスパート資格とは?合格を目指すためのワインスクール選びを解説!

ワインの専門家を名乗る資格には、ソムリエの他に、ワインエキスパートがあります。実務経験が浅い方でも受験できることから、ソムリエを目指す方に挑戦しやすい資格です。ソムリエとは呼称が異なりますが、ワインエキスパートもプロフェッショナルを証明する立派な資格です。ワインエキスパートがどんな資格なのか、取得するためのワインスクール選びのポイントをお伝えします。

ワインエキスパート資格とは

ワインエキスパート資格は、日本ソムリエ協会(J.S.A.)の認定資格の一つであり、ワインに関する高度な知識や技能を有することを証明する資格です。

ソムリエもまたワインの専門家の資格ですが、ワインエキスパートとの違いは実務経験の有無です。ソムリエは飲食店などで実務経験が3年以上の方が受験資格対象となりますが、ワインエキスパートは満20歳以上の方であれば誰でも受験できます。ソムリエとして働き始めたばかりの方や、一般のワイン愛好家の方などにおすすめです。

ワインエキスパートは名前のとおり、ワインの専門家を名乗る資格です。資格を所持することは豊富なワインの専門知識を持っていることであり、ワインを通じた活動の幅が広がります。

将来的にソムリエを目指すなど、ワインに関わるキャリアを検討している方は履歴書や面談でアピールできます。ブログやSNSでワイン情報を発信する際も、専門的知識を生かして有益な情報を発信することができるでしょう。

このようにワインエキスパート資格を持つことで、専門知識を生かしてさまざまな活躍の機会を得ることができます。専門知識が身につくことで、家族や友人への贈り物にふさわしいワイン選びができるようになるなど、日常がより豊かになるのもワインエキスパート資格のメリットといえるでしょう。

ワインエキスパート資格試験概要

■受験資格

満20歳以上

ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。
開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
ワインエキスパート…国籍、職種・経験不問

■受付期間・出願

2024年3月1日(水)10:00 〜7月12日(金)17:59まで
Web出願(書類出願は協会に要問合せ)

■試験日(ソムリエ・ワインエキスパートは同日実施)

[第一次試験]2024年7月20日(土)〜8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)

■試験内容

[第一次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題
[第二次試験]〈ソムリエ・ワインエキスパート共通〉テイスティング試験(50分)

合格を目指すためのワインスクールの選び方

ワインエキスパート資格試験の合格率は、30%〜40%程度。合格者は2~3名に一人の割合となっており、決して易しいとはいえません。独学でも試験を受けることは可能ですが、専門知識をしっかり定着させて合格するためには、ワインスクールに通って学ぶことをおすすめします。数あるスクールの中から、自分にあったスクールを選ぶポイントを紹介します。

講義内容や講師を確認する

全国で開催されているワインスクールには、それぞれの強みを生かしたカリキュラムが組まれています。日常的にワインを楽しみたい方に向けた趣味や教養のためのコースがあったり、ソムリエ・ワインエキスパート資格取得に特化していたりと、講義の内容もさまざまです。特色を比較して、自分が求めている目標により近づけるスクールを選びましょう。

特に資格取得を目指す場合には、合格を目指すために最適なスクールを見つけたいものです。試験に特化した講義内容はどのような内容になっているのか、教材の種類はどのようなものかも踏まえて比較しましょう。

担当の講師や講義内容からどんなことを学べるのかを比較し、日常では出会うことのないベテランソムリエから学べるのも、ワインスクールならではの魅力です。ワインスクールによっては、講師と直接コミュニケーションがとれるので、試験のアドバイスだけでなく資格取得後の活かし方なども相談できるかもしれません。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
オリジナル教科書
模擬試験
練習問題
チャット/メール
サポート

自分のライフスタイルにあわせて受講できるか検討する

ワインスクールによって、通学・オンラインなどの講義形態や、受講期間、1コマあたりの講義時間はさまざまです。自分の生活リズムを崩すことなく、無理なく学習ができるスクールを探しましょう。

▼「通学」はこんな人におすすめ
  • 合格のためにしっかり時間を確保して取り組みたい
  • 対面授業で集中して学習したい
  • 仲間づくりも兼ねてワインスクールを活用したい
■通学開講のスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月 2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年2月22日~
順次
受講期間 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 20 20 18 15
一講座あたりの時間 2時間30分 2時間30分 3時間 2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア 東京・大阪・
名古屋
東京 東京 東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜
▼「オンライン」はこんな人におすすめ
  • 仕事や家事育児などで通学するのが難しい
  • スキマ時間にコツコツ学習したい
  • 周りを気にせず自分のペースで学習したい
■オンライン開講のスクール
アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
講座開始月 2023年3月14日
(前年度内容で
事前受講可)
2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年3月1日 2023年3月14日
受講期間 約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 60 20 20 18 21 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

スクールの料金予算を比較する

ワインスクールによって、入会金の有無や受講料の金額はさまざまです。以下の表を比較すると、70,000〜165,000円で金額が分かれています。

全体の金額を比較するだけでなく、講義内容やサポート内容とのバランスを考慮し、自分が納得できる予算を設定しましょう。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥2,300 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥70,000 ¥146,300 ¥139,700 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
合計 ¥70,000 ¥151,800 ¥149,500 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
一講座あたりの費用 ¥1,167 ¥7,590 ¥7,375 ¥9,167 ¥3,952 ¥3,080 ¥6,160

類似問題・模擬試験にどれくらい取り組めるか確認する

ワインエキスパート資格試験の第一次試験では、800ページを超える『日本ソムリエ協会教本』の内容からランダムに出題されます。CBT方式(コンピューターを使用した試験方式)のため、その出題傾向をつかむことは困難です。

膨大な出題内容を効率的に学ぶためには、さまざまな類似問題で演習したり、模擬試験に挑戦したりすることがおすすめです。インプットした知識を練習問題や模擬試験でアウトプットすることで、知識が定着してより合格に近づきます。

類似問題や模擬試験は、学習が身についた実感や自信を得られるまで、何度でも取り組むことが望ましいです。たくさんの問題に挑戦できるスクールであれば、苦手な範囲の復習や振り返りなどがしやすいでしょう。

ワイン仲間を作りやすい環境か考慮する

通学の場合、ワインスクールで受講生同士のコミュニケーションを取ることができます。ワインでつながる仲間ができることで、仕事やプライベートが充実することもあるでしょう。

一方で、ワインスクールで知らない方々と集まることに抵抗がある方や、グループのなかに溶け込みづらいという不安を感じる方は、一人で気軽に参加しやすいオンラインのスクールが適しているかもしれません。

アッカワインスクールはワインエキスパート資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ資格とは?取得のメリットや、ソムリエ試験対策の方法を比較!

ワインのエキスパートとして世間からの認知度も高いソムリエ資格は、飲食店での活躍の幅が広がるため、人気の高い資格です。本記事では、ソムリエ資格を取得するメリットや、ソムリエ試験の対策方法を比較してお伝えします。

ソムリエ資格とは?

ソムリエ資格とは、ワインの専門家を認定するもの

ソムリエはワインの専門家として、レストランなどでのお客様の接客からワインの仕入れ、取り扱いなど幅広い仕事を担当します。そのためにふさわしい知識や技術を持っている人を認定するのがソムリエ資格です。日本においては日本ソムリエ協会(J.S.A.)と全日本ソムリエ連盟の2つの民間団体が認定試験を実施していますが、本記事では主に、より認知度が高い日本ソムリエ協会のソムリエ資格について説明します。

ソムリエ資格を取得することが、お店や人材の信頼につながる

ソムリエ資格は世間での認知度が高く、飲食業界での信頼性も高いものです。お店にソムリエがいると「料理やお客様の好みに合わせたワインを提案する」「ワインを最適な状態で提供できる管理・サービスを行う」などができる店舗として、サービスや信頼度の向上、ブランディングに有効です。個々の人材としてもスキルアップできるので、より自信のある接客やサービスの改善提案ができるほか、ソムリエ資格が必須となる一流レストランなどへの転職にもつながります。

多岐にわたる専門知識や技術を問われるソムリエ試験

ソムリエ試験は3次試験まであり、世界各国のワインの知識や、製造・管理に関する問題が出題される筆記試験(CBT)、テイスティング、実技、論述試験と非常に幅広い内容となっています。多くの知識や実践的な技術を試験で試され、認定されるからこそワインの専門家として高い信頼を得られるのです。

受験にあたっては酒類に関する3年間の実務経験が必須ですが、それに加えて試験対策が欠かせません。勉強時間は200時間〜300時間程度といわれています。日本ソムリエ協会(J.S.A.)が実施する試験は年に1度だけですから、しっかり計画を立てて試験勉強に取り組みましょう。

ソムリエ資格試験の概要

■受験資格

  • 満20歳以上
  • ソムリエ…酒類を取り扱う職務を通算3年以上経験している方。開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方

■受付期間・出願

  • 2024年3月1日(水)10:00 ~7月12日(金)17:59まで

■試験日

[第一次試験]2024年7月20日(土)~8月31日(土)
[第二次試験]2024年10月7日(月)
[第三次試験]2024年11月18日(月)

■試験内容

[第一次試験]
CBT試験(70分):2024年度日本ソムリエ協会教本より出題

[第二次試験]
①テイスティング試験(40分)
②論述試験(20分)(三次試験の内容として審査されます)

[第三次試験]
サービス実技試験:ワインの開栓およびデカンタージュ

ソムリエ資格試験、対策方法の比較

ソムリエは年間で2000人以上が受験する人気資格で、試験対策のスクールや教材もさまざまな選択肢があります。合格率は30%〜40%程度。それぞれの対策方法の特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

方法① オンラインスクールで学ぶ

最近注目を集めているのがオンラインスクールです。WEB教材などを利用して自分のペースで学習を進め、チャットやメールなどでサポートを受けられる、という形式のスクールが一般的です。講座1コマ単位の区切りに合わせて進められるので、通常の独学と比較すると学習計画を立てやすくなっています。

オンラインスクールとひとことでいってもカリキュラムはさまざまで、異なる強みがあるため申し込み前にしっかり確認しましょう。たとえば、下記のようなスクールがあります。

  • 長年の実績がある、通学型のワインスクールが運営するオンラインスクール
  • 通学と同じようなライブ感を重視し、生配信の授業に特化
  • 少人数制でアットホーム、卒業生同士の繫がりを重視している
  • レストランやバーのオーナーソムリエが運営、聞きたいことがあれば店舗で相談できる
  • 10分程度の短い動画で構成され、隙間時間に学習できるカリキュラム

オンラインの特徴を活かした動画コンテンツが活用されていると、理解が早く、効率よく学習を進められるでしょう。一方で、テキスト教材もあったほうが、隙間時間に学習を進めるのには便利です。1次試験対策では多くの問題に取り組むことが大切なので、模擬試験の出題数や、実践的な内容となる2次試験・3次試験の対策としてどのような内容が用意されているかもチェックすべきポイントです。

■オンライン開講のワインスクール

 アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス井上塾
(オンライン)
講座開始月2023年3月14日
(前年度内容で
事前受講可)
2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年3月1日2023年3月14日
受講期間約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数602020182115
一講座あたりの時間10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分2時間30分3時間2時間1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

方法② 通学型のスクールに通う

通学型のワインスクールは、集中して学習ができることが最大のメリットです。講師から直接学べるので内容を理解しやすく、疑問点もすぐに解消できます。ソムリエを目指す仲間が集まるのでよい刺激にもなり、モチベーションの向上や人脈づくりをしやすい環境です。「しっかり集中して勉強したい」という方におすすめの方法といえるでしょう。

一方で、時間や場所が合わないと通えず、通学にも時間がかかるのでスケジュールの調整がしにくいことも。また、大人数が集まるスクールでは講師とのコミュニケーションが取りづらい場合もあるようです。費用面がほかの対策方法と比較すると高額になる傾向があるので、継続して通えるかどうか慎重に検討する必要があります。

■通学開講のワインスクール

 アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月2023年3月7日2023年2月26日~
順次
2023年3月4日2023年2月22日~
順次
受講期間約5か月約5か月約5か月約4か月
講座回数20201815
一講座あたりの時間2時間30分2時間30分3時間2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア東京・大阪・
名古屋
東京東京東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜

方法③ 教材を利用して独学で学ぶ

教材などを利用して独学でソムリエ試験を受験することも、もちろん可能です。独学の場合、自分のペースで学習を進めることができ、費用も安く比較的手軽に取り組めるということがメリットです。仕事が忙しくスクールに通うのが難しい方や、すでにある程度知識があって知識が不足している部分を中心に学びたい方におすすめの方法といえるでしょう。

しかし、長期間の学習を継続するための自己管理が大切になるので、苦手な方の場合、計画通り学習が進まない可能性もあります。「日本ソムリエ協会教本を見てみたら、数百ページもあって大変だった」という声も。この本は辞書のような構成で調べ物には向いていますが、効率的な学習のためには別途テキストも必要です。どの教材を使って、どう学習するかも自力で考えたり調べたりする必要があるので、つまずいた場合は時間や手間がかかってしまう可能性があります。

オンラインスクールは、従来の試験対策方法の良いとこどり

特に最近は、ソムリエ試験対策のためのワインスクールが増えています。スケジュール調整や学習計画の立てやすさ、わかりやすく効率的な学習方法など、カリキュラムやシステムが工夫されており、従来からある通学型のスクールと教材などの良いところを合わせた学習方法です。教材の内容や教え方、費用などを比較して、自分に合っているかを調べて選ぶことが大切です。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験のためのワインスクール比較|スクール選びのポイント5つを紹介!

近年、ソムリエ・ワインエキスパート資格取得のための、さまざまなワインスクールが開校されています。効率よく学習し、確実な合格を目指すためには、ワインスクール選びが重要ですよね。人気のワインスクールの特長を比較し、自分に合ったワインスクールを探しましょう。

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験合格のための、ワインスクール選びのポイント

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座開始月 2023年3月14日
(前年度内容で
事前受講可)
2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年3月1日 2023年3月14日 2023年2月22日~
順次
受講期間 約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月 約4か月
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥2,300 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥70,000 ¥146,300 ¥139,700 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
合計 ¥70,000 ¥151,800 ¥149,500 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
一講座あたりの費用 ¥1,167 ¥7,590 ¥7,375 ¥9,167 ¥3,952 ¥3,080 ¥6,160
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
オンライン
(録画)
オリジナル教科書
模擬試験
練習問題
URL HP HP HP HP HP HP HP

近年では、ソムリエ・ワインエキスパート資格試験の受験者数は年に7000人以上、合格率は40%前後です。やや難易度の高い資格試験といえるでしょう。ソムリエの実務経験がある方でも、合格のためには膨大な知識と正しいスキルを改めて習得する必要があります。

より合格に近づくためには、自分に合ったワインスクールを選び、効率よく学習を進めることをおすすめします。 それでは、どのような基準でワインスクールを選べば良いのでしょうか。ワインスクールを選ぶポイントを5つご紹介します。

ポイント① 自分に合ったペースで学べるか

資格取得を目指す方のなかには、本業をお持ちの方が多いのではないでしょうか。「忙しい日々のなかで、まとまった勉強の時間はとれない」「スクールに通う時間が確保できない」という不安を感じられるのも当然です。そんな方には、通勤時間などを利用して、動画教材を倍速再生するなど、スキマ時間にコツコツと積み重ねる学習スタイルが良いでしょう。

一方で、「合格のためにはしっかりと時間を確保して取り組みたい」という方もいらっしゃいます。そんな方には、教室に足を運び、数時間の対面授業を集中して受けていただくスタイルが合っているかもしれません。

ワインスクールによって、オンライン・オフラインなどの講義形態や、受講期間、1コマあたりの講義時間はさまざまです。自分の生活リズムを崩すことなく、無理なく学習ができるスクールを探しましょう。

■オンライン開講のスクール
アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
講座開始月 2023年3月14日
(前年度内容で
事前受講可)
2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年3月1日 2023年3月14日
受講期間 約5~8か月
(受講生が決める)
約5か月 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 60 20 20 18 21 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
オンライン
(ライブ)
オンライン
(録画)
オリジナル教科書

■通学開講のスクール

アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
井上塾
(通学)
講座開始月 2023年3月7日 2023年2月26日~
順次
2023年3月4日 2023年2月22日~
順次
受講期間 約5か月 約5か月 約5か月 約4か月
講座回数 20 20 18 15
一講座あたりの時間 2時間30分 2時間30分 3時間 2時間
1次試験対策
2次試験対策
テイスティング
通学エリア 東京・大阪・
名古屋
東京 東京 東京・大阪・名古
屋・京都・神戸・
福岡・仙台・横浜

ポイント② 講義内容の充実度、学習しやすさ

全国で開催されているワインスクールには、それぞれの強みを生かしたカリキュラムが組まれています。日常的にワインを楽しみたい方に向けた趣味のコースがあったり、ソムリエ・ワインエキスパート資格取得に特化していたりと、講義の内容もさまざまです。特色を比較して、自分が求めている目標により近づけるスクールを選びましょう。

特に資格取得を目指す場合には、どのような講義内容で、どのように学べるのかを比較し、合格を目指すために最適なスクールを見つけたいものです。動画教材だけでなく、わかりやすく編集されたテキストがあるかどうかも、選ぶポイントの1つかもしれません。また、1クラスの受け入れ人数が多く、幅広い実績を特色としているスクールと、少人数制によって手厚いフォローを特色としているスクールがあります。希望する学習スタイルが実現できるかどうかも、スクール選びの基準の1つです。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
オリジナル教科書
模擬試験
練習問題
チャット/メール サポート

ポイント③ 類似問題・模擬試験にどれくらい取り組めるか

ソムリエ・ワインエキスパート資格試験の第一次試験では、800ページを超える『日本ソムリエ協会教本』の内容からランダムに出題されます。CBT方式(コンピューターを使用した試験方式)のため、その出題傾向をつかむことは困難です。

膨大な出題内容を効率的に学ぶためには、さまざまな類似問題で演習したり、模擬試験に挑戦することがおすすめです。より理解を深めるためには、自分で考えながら学習を進める方法も取り入れる必要があります。何度もくり返して類似問題に取り組むことで、幅広い出題内容に触れることができます。すべての問題に正解することを目指して学習すれば、合格の可能性も高くなっていくことでしょう。

ワインスクールのなかには、類似問題や模擬試験が用意されている場合があります。どれくらいの問題数に取り組めるのかを比較してみることをおすすめします。

ポイント④ 予算に合っているか

ワインスクールによって、入会金の有無や受講料の金額はさまざまです。以下の表を比較すると、70,000〜165,000円で金額が分かれています。

全体の金額を比較するだけでなく、講義内容やサポート内容とのバランスを考慮し、自分が納得できる予算を設定しましょう。

アッカ
ワインスクール
アカデミー・
デュ・ヴァン
レコール・
デュ・ヴァン
ワインプラス
カレッジ
ヴィノテラス 井上塾
(オンライン)
井上塾
(通学)
講座回数 60 20 20 18 21 15 15
一講座あたりの時間 10分程度
(一部30分~120分)
2時間30分 2時間30分 3時間 2時間 1時間 2時間
入会金 ¥0 ¥5,500 ¥5,500 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
教科書代 ¥0 ¥0 ¥2,300 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
講座料金 ¥70,000 ¥146,300 ¥139,700 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
合計 ¥70,000 ¥151,800 ¥149,500 ¥165,000 ¥83,000 ¥46,200 ¥92,400
一講座あたりの費用 ¥1,167 ¥7,590 ¥7,375 ¥9,167 ¥3,952 ¥3,080 ¥6,160

ポイント⑤ 講師や受講生とのコミュニケーション

ソムリエ・ワインエキスパート資格取得を目指す場合、ワインスクールの受講期間は、第一次試験対策に4か月ほど、第二次試験対策に1か月ほどと、比較的長くなることが多いです。ソムリエとして実績のある講師とのコミュニケーションが取りやすい環境であれば、この期間にさまざまな情報を得ることができるでしょう。

個別に講師に質問ができる場合は、学習内容だけでなく勉強方法のアドバイスを聞くことができます。また、ソムリエとして現場で活躍している話を聞く機会があれば、資格取得へのモチベーションにもつながります。

そのほかに、同時期に学ぶ受講生とのコミュニケーションの有無も選ぶポイントの1つです。受講生との会話がきっかけとなり、仕事や友人関係の縁が広がることもあるでしょう。一方で、ワインスクールで知らない方々と集まることに抵抗があったり、グループのなかに溶け込みづらいという不安を感じる方は、一人で気軽に参加しやすいオンラインのスクールが適しているかもしれません。

【講師や受講生とのコミュニケーションが取れるスクールの例】

■わだえみのワイン塾
少人数制の通学スタイルが基本で、講義の後にはワインの勉強を兼ねた親睦会を開催。Webサイトにて、全国各地にいるOBやOGのお店が紹介されている。

■アッカワインスクール
実店舗のオーナーであるソムリエが講師をつとめるため、来店すれば直接会話をすることができる。講師以外のチューターもスタッフとして在店。

アッカワインスクールは、ソムリエ資格取得をサポートするオンライン型ワインスクールです

アッカワインスクールは、イタリアワインと野菜 アッカグループ(神楽坂アッカ、高円寺アッカ、中野アッカ、恵比寿アッカ)が運営するオンライン型ワインスクール です。

本講座では、日本ソムリエ協会が提供する「ソムリエ呼称資格」「ワインエキスパート呼称資格」双方の資格試験の対策に対応しています。いずれの資格においても必要とされる第一次試験対策を、動画教材を中心に手厚くサポートいたします。第二次試験以降に必要なカリキュラムもご用意しています。

本講座運営アッカ従業員合格実績は2021年度、2022年度、2023年度 合格率100% です。2024年1月時点で、当社従業員のうち、社員10人全員がJSAソムリエを保有しています。

アッカワインスクールでの学習が、みなさまの充実したワインライフの第一歩となれば幸いです。アッカワインスクールについて、詳細は以下のページにてご案内しています。ご興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。

2022年度ソムリエ資格認定試験に2名が合格

2022年度 J.S.A. ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験が実施されました。弊社からは2名が受験し、新たに2名のソムリエが誕生しました。

佐藤優真(神楽坂アッカ)

小島恵(中野アッカ)


J.S.A. ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験は、合格率が40%といわれるやや難易度の高い資格試験です。
アッカでは、社員全員がソムリエ資格を取得したことで、お客様へのサービスのクオリティが向上。合格後は、スタッフ⾃⾝もより⼀層ワインの世界を楽しんでいます。


アッカ各店舗では、J.S.A. 認定資格を持つソムリエがお客様の好みや料理に合わせたワインをご提案します。ソムリエが厳選したワインと共に、くつろぎの時間をお楽しみください。

イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール優勝のご報告

在日イタリア大使館が公認し「イタリアワイン大使」の称号が授与されるJETCUP(イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール)の決勝大会が2022年11月16日に開催されました。(主催:日欧商事株式会社)


本大会において弊社代表の林憲二が優勝しましたことをご報告いたします。
また、従業員もコンクールに参加して好成績を収めました。

<セミファイナリスト(準決勝進出)>
福元幸佑(神楽坂アッカ) ※セミファイナリスト6名


<2次予選進出>
原直樹(神楽坂アッカ) ※2次予選進出12名