JET CUP優勝イタリア研修2日目 Livio Felluga 訪問 ワイナリー3 2023年11月22日 2023年11月28日 / イタリア旅行記、ワイン入門 弊社 代表 林が第14回イタリアワイン・ベスト・ソムリエコンクール JET CUP 優勝し、2023年6月18日~7月2日まで、イタリア研修に行かせていただきました。そのイタリア研修について、お伝えさせて頂きます。 Livio Fellugaへカンティーナへテイスティングブドウ畑へ Livio Fellugaへ Ferrari, Masiと凄まじい初日でした。 日が変わり、本日はフリウリへ。セレゴ・アリギエーリのゲストハウスから、Veronaまでタクシー。行きと同じ電車にのり、Vicenza, Padova, Mestreへと。 東西に行ったり来たりしていますが、これはレストランの営業日の問題や、ワイナリーでより良い研修をうけるための日程のためです。さらにそのまま北上。プロセッコ の街を通り過ぎます。Treviso, Conegliano。そのまま西に行き、Pordenoneを過ぎ、Udineへ。 本日の目的地はフリウリのLivio Felluga。アリーチェさんが車で迎えにきてくれました。そして、まずはプランツォに。つながりがあるLocanda Orologioに。 嬉しいワインが並びます。ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン、フリウラーノ。 生前たくさんのご指導をいただいた内藤和雄さんおすすめのProsciutto d’Osvaldo。 La frittata della Reginaズッキーニの花、サンブーカの花のフリット。 そして、フリーコ。燻製の演出つきでした。モンタージオも。頂きました。 フェッルーガファミリーも駆けつけてくれて、楽しいプランツォになりました。 カンティーナへ プランツォのあとは、いよいよカンティーナへ。Rosazzoエリアに入り、坂を上っていき、到着。 まずは、Abbacia di Rosazzoの見学をさせていただきました。 装飾したものではなく、シックで洗練された修道院でした。 屋上に登ると、噂に来ていた素晴らしい景色。先には、Collio、スロヴェニアも。ここは高台で、アドリア海からの遮るものがないため、海風、海の影響を受ける素晴らしい産地。そして、後ろからはアルプスからの風。素晴らしいブドウが作られる条件が揃っています。 屋上から降りると、アンドレア・フェッルーガ氏の登場。 お会いできるかわからない状況だったのですが、有難かったです。1週間前、イタリアワイン・ソムリエ・セミナーの講師をさせていただきました。私は、Livio Fellugaのテイスティングも担当。Live中継ではアンドレアさんも出演。そして、今回はリアルでお会いできました。普段あまりお目にかかれない、Livio Fellugaの施設を少し見せてもらえました。こちらもとてもラッキーでした。卵型のセメントタンク、テラコッタなど。神秘的な雰囲気でした。こちらは、アップロードはなしです。こういうところもJET CUP Champion’s Tour特権ですね。本当にありがたい。 しかし、アンドレアさんと並ぶと、完全に子供サイズになってしまいますねw テイスティング アンドレアさんと一緒にテイスティングタイム。飲めたら嬉しいとお伝えしていたワインを全ていただけました。単一畑シリーズ。セミナーで使用したCurubella。Pinot Grigioを醸し、コッチョペストを使ったもの。相変わらずの美味しさ。Sigarは、Friulanoで、テラコッタを使用します。とても濃密で、蜜のニュアンスも感じる素晴らしいワイン。Sauvignonは、バリックを使ったもの、アロマティックさと重厚さのバランス。素晴らしいワインを、じっくりと時間の変化も楽しみながら、テイスティングさせていただきました。テスティングルームであったり、アンドレアさんの雰囲気と、とても神秘的で素晴らしい体験でした。 その後、追加のワインをご用意。Terre AlteとAbbazia di Rosazzo。言わずと知れた、偉大なフラッグシップTerre Alte。久しぶりに飲ませていただきましたが、やはり次元が違いました。複雑さと持続性が抜きに出ていました。Abbazia di Rosazzoは現在、なかなか日本で飲めないワイン。貴重な経験でした。じっくりと素晴らしいワインと向かい合い、お話させていただける、素晴らしい時間でした。 かなり予定よりゆったりとしてしまい、急いでブドウ畑へ。 ブドウ畑へ 急いで、ヴィンヤードに向かってもらいました。このあたり周辺はほとんどLivio Fellugaのもの。 斜面多く、起伏もあり、チェントロに比べると標高もあるので、おいしいワインできるのが伝わってきます。Friulanoの畑を歩きました。グイヨー。 今回の研修では、土壌も念入りに。ポンカ。いつもはもっと亀裂が入っており、ホロホロしているらしいですが、雨が最近降ったので、いつもとは違う感じとのことです。 フリウリの全体の雰囲気も知りたく、コッリオの方も行ってみたかったのですが、時間的に無理かと諦めていました。しかし、アリーチェさんが、上手く車を運転してくれて、少しコッリオにも少し行き、スロヴェニア国境まで連れて行ってくれました。 最初から最後まで素晴らしいアテンドで有難かったです。 Livio Fellugaではとても神秘的な経験をさせていただきました。 そして、白ワイン、本当に素晴らしかったです。 アリーチェさんにスロヴェニアの国境からCormonsまで連れて行ってもらい、宿泊地のVeneto州Mestreまで電車で。 そして、少し時間があったので、Veneziaに急ぎ足で向かい、チェナをいただきました。 なんだかんだで、やることたくさんで、本日も力尽きるように眠りました。嬉しい悲鳴ですね。